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off the beaten track

by 中村 仁 / 2015.08.10

From:中村 仁
八尾のコメダより・・・

■近くのペットショップで
 動物を見ていた際、

 リスの前で不意に目が止まりました。

 中村:「こっちを見ている・・・残念だが買わないぜ」

 リスは滑車の中を走っています。

 「カラカラカラ、カラカラカラ」

■そして、時折止まって、
 私の方を見て何かお伺いを立てているように見えます。

 リス:「これでいいっすか?」

 中村:「何が?」

 そして、また全力で滑車を走りだす。
 ずっとその光景を見ていました。
 

 そして、・・・心の中で感じたこと、

 「遊んでいるだけなら良いけど、
 もし、前に進みたいのに全力で滑車漕いでるのなら、
 滑稽だな・・・」

■ずっと同じところを
 グルグルグルグルと回っています。

 滑車の外に出ることもなく、(少しお伺い立てるところは可愛い)
 真っすぐに走り続けている。

 お伝えしたい内容に近い動画がありました。
 https://youtu.be/DXVfVwtK3SA

 そりゃ、いつまで立っても、
 目的地に到着できないぞと。

 目標を達成するためには、
 目標を決めて、スタートがどこか把握する必要がありますよね?

 そして、一歩足を踏み出し、 
 時折、適切に目標に近づいているか定点観測
 することになるでしょう。

 滑車というレールから一度外れて、
 眺めた方がより現状がわかるはずです。

 もし、目標から離れていれば、
 軌道修正することになるし、

 問題ないなら、
 スピードを早めることもできます。

■でも、あなたもリスと同じで
 滑車の上に居続けるなら、答えは見えてこないかもしれません。

 目標に近づくため、
 全力で頑張っているのはわかります。

 滑車内をずっと走っていませんか?

 欲しい結果を想像していたら、
 いい結果が起きるのが幻想だというのは、
 賢明なあなたならご理解いただけると思います。

 では、リスのように闇雲に走り続ければよいのか?

 目標に近づいていない原因を探し、
 その行動を変えない限り、

 結果は変わらないでしょう。

■逆にそれさえできれば、
 ペースが遅くても欲しい目標に
 近づくことはできます。

 滑車の外に出て、
 ときおり自分の行動が目標達成に近づいているのか
 確認してみてはいかがでしょう?

 off the beaten track

「beaten track」とは踏みかためられた通り道。
 offがつくので、そこから離れてみようという意味です。

■今日の流れで言うと、
 「滑車から降りよ」と言ったところでしょうか。

 あなたも今日からできます。

 たとえば、

▼会社の帰り道、
 いつもと違う道から帰ってみる。

▼ビジネス書を読むのをやめて、
 小説に変えてみる。

 すべてoff the beaten trackです。

 日常からはみ出し自分を客観視することが、
 目標へ適切に近づけてくれる方法だと思うのですがいかがでしょうか?

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