リスクと成果の相関関係
by 中村 仁 / 2015.08.19
ご覧の通り、先日、リッツカールトン大阪でフレンチ食べに行きました。写真アップの仕方が悪いというご意見は受け付けておりません。(笑)
ぜんぜんやり方がわからない。
リッツ1階にある喫茶店には行ったことがありましたが、ディナーは初めて。両親の結婚記念日の祝いにちょうどいいと思い、下見ついでに行ったわけです。それにしても、最初は緊張して汗が吹き出しそうでした・・・(田舎もんか)
だって、マナーの「マ」すら知らないから・・・
いまだにナイフとフォークがどっちかわからず、人の真似しているくらいです。「日本人なら箸で食え、箸で」と言った言い訳は通じないだろうなーと思っていたので、最初ドキドキでした。
結論から言うと、スタッフさんがお客を緊張させることなく、相手とコミュニケーションを取りながらすすめていく接客に感動。「これっ、マニュアルじゃ無理だよな。臨機応変な対応がすごい」と感心してしまいました。
上手くできるようになるために、どのくらい時間やエネルギーを注ぎ実践したのだろうか?高級レストランだと、求められる水準が高いのでプレッシャーもすごいのでしょう。ガンガン行動してリスクを取り、裏でたくさん失敗したのだろうなーと。想像するに難くありませんね。
確実な成功法則は存在するのか?
さて、リッツの話しは、ビジネスにおいても同じように考えることができるかもしれません。世の中には、「こうすれば上手くいく」というマニュアル的な成功法則が多数あります。マーケティング界隈をとっても、たとえば、
▼Youtubeさえマスターできれば
▼フェイスブックさえマスターできれば
▼リストさえ集めれば
▼メルマガさえ続けられれば
▼コピーライティングさえできれば
などなど、時代の流れによってツールの専門家が出て来てマニュアルをくれます。
でも、あなたはもうご存知のはず。これらは上手くいく方法かもしれないし、上手くいった方法かもしれないけど、確実に上手くいく方法ではないし、そもそも確実な方法なんてないということに。
スタートダッシュが遅い人に共通するのが、失敗に対して強い恐怖心を抱いていることです。それ自体自然なことだし、悪いことではありません。
では、もし、恐怖心を抱きすぎて、確実に上手くいく方法ばかり追い求めるようになってしまったらどうでしょう?永遠に行動に移すことができないのではないでしょうか?
次に出てくるであろう、新しく美味しそうなツールが出て来たらこれまで解決しなかったすべての問題を一気に解決してくれるのでしょうか?・・・本当に?
成果は何によってもたらされるのか?
本当は、あなたも気がついているはずです。欲しい成果は行動することによってしか実現されないことを。「ついてる、ついてる」と言って、地獄へ落ちた人は知っていますが、成功した人を私は知りません。
そして、成果が一足飛びに出るわけではないことも我々は知っています。ジグザグジグザグしながら、成果へ近づいていきます。上手くいくまでには、ガンガン行動してガンガン失敗する道を通らざるおえないでしょう。
次第に、状況に合わせたやり方が見えてくるようになり、臨機応変な対応ができるようになります。リッツカールトンの接客のように。
リスクをテイクするものだけが得られる果実
何事においても、大きな成果を上げるには、一定のリスクが伴います。どれだけ準備してもです。医者がどれほど技術を上げ、体調を整えようとも手術に失敗のリスクが常にあるように。それでも、成果を上げる人は、リスクをテイクした上で、全力で行動します。
あなたのリスクは何でしょう?
お金かもしれないし、時間、あるいはそれに割くエネルギーかもしれませんね。一度リスクを棚卸ししてみてはいかがでしょう?
本当にリスクなのか?明らかになるし、リスクを受け入れることができれば、あとは、何を選択してどう成果を出して行くか確率の問題にすぎません。
確率の高いものがあるなら、賭けてみればいい。リスクを取れば能動的に動けるようになります。ビジネスだって、受動的な態度で望んでいたら何も楽しめませんから。
P.S.
リスクとって広告にガンガン時間とお金を投下しています。いやっ、冷や汗ダラダラです。(汗)広告費用は、クレジットカードで引き落として使っています。ですが、身銭切っている実感がないので、お金をおろしてPCの横に置くことにしました。
たとえば、2日で10万円が海の藻くずと消えます。(ほぼ実話)すると、手元から10万円もなくします。どんどん消えていくわけです。(泣)目の前で消去されるのを実感するので、本気度が増しますよね?湧かない?
継続的な成果が出るまで、6ヶ月はかかるのだろうなーと思ってます。成果出るのが待ちきれず、今のPCの前に張り付いて運用しています。新しいことをやるときは、いつもこんな感じです。