神秘性
by 中村 仁 / 2013.05.01
FROM:中村 仁
大阪の自宅より・・・vol.357
『手の内を明かすことで、尊敬を集められる』
by ダン・ケネディ
仕事柄、クライアントに情報発信をすすめることがあります。特にメルマガを。しかし、メルマガの発行には、手間と時間がかかりますよね?嫌がられることもしばしばです。(泣)
よく言われるのがこれ。
「メルマガでノウハウを書いたら、自分でできちゃうから
仕事につながらないじゃないか?」
一見、全うに聞こえます。でも、世の中には、それでもメルマガを続けている人がいますよね?日刊配信の人すらいるのです。
不思議に思いませんか?なぜ、彼らは手間と時間がかかっても情報発信を続けているのか?いったいなんの得があるのか?ちなみに、私も日刊配信です。
やはりそれなりのメリットがあるんですよ。
メルマガでノウハウを書くことは、手の内を明かすことになるかもしれません。しかし、逆説的ですが、手の内を明かせば明かすほど、あなたに神秘性を抱く人が出てくるのです。それが仕事につながってきます。
信じられないかもしれませんが本当の話です。私もその効果に驚いてしまい、日刊配信をやめられなくなりました。私はコピーライティングを中心にマーケティングに関連する情報を配信しています。100万円近く出して仕入れたネタも無料で提供します。
もちろん、受け売りではなく、自分で試してみたりしたものを書くようにしていますが。すぐに使えるノウハウが多いです。仕事で実際に使っているネタばかりだから当然かもしれません。
いったい何が、読み手を神秘的にさせているのか?
読めば応用できるはずなのに、仕事の依頼がきます。不思議だと思いませんか?情報の受け手は何を神秘的に感じているのでしょうか?
読み手1:「これだけ多くのノウハウを、毎日無料で書き続けられるなら、有料で仕事をお願いすれば、もっと上手くやってくれるのだろう」
読み手2:「どれだけ良いノウハウでも、発信者のような経験やキャリアがないから、上手く使いこなすことはできない。やはり餅屋は餅屋だ」
上記から仕事の依頼が来るのだと感じています。どれほど多くの経験があり、ノウハウがあっても、情報発信しなければ専門家であることが伝わりませんよね?伝わらなければ、神秘性も生まれません。
さて、あなたはきっとある分野のエキスパートですよね?もしあなたが今情報発信をしていないなら、あなたが専門家であることが相手に伝わっていないでしょう。このまま機会損失を招き続けますか?それとも?