応用マインド
by 中村 仁 / 2013.08.02
FROM:中村 仁
八尾のサンマルクカフェより・・・
最近、さまざまなセミナーに参加するようになりました。いろいろな業種の方とお話しすると、視野が広くなって大変勉強になるからです。セミナーが終わると、できるだけ懇親会にも参加します。
今日の内容をどのように自分のビジネスに活かしていくのか?このようなお話になることが多いのですが、セミナー内容の受け取り方(マインド)に2つのパターンがあることに気がつきました。まず、1つ目のパターン
Aさん:「いいセミナーでした。業種は違うけどうちのビジネスでも応用できることはあるかもしれないので、すぐに取り組んでみたいと思います」
次に、2つ目のパターン
Bさん:「うちは○○のビジネスをやっていて、今回のセミナーとは業界が違うからね。今日の内容で真似できることはなかったよ」
さて、ご紹介した2つのパターン。あなたならどちらのマインドを持つ方が上手くいくと思いますか?私はAさんだと思っています。
ちなみに、コピーライティングの業界でも同じようなことがあります。
コピーライティングは情報商材なら向いているろうけど、物販をやっている僕のビジネスには合わないよ。こんな感じですね。実際はどちらにも有効なんです。では仮に、セミナー内容が、Bさんと同じ業種の成功事例やノウハウであれば、Bさんは行動に移すのでしょうか?
おそらくないと思います。
たとえ同じ業種の内容だったとしても、いざ取り組もうとした際、全く同じ状況ということはありえないからです。もしかすると、
・投資に使える金額がBさんとは違うかもしれません。
・サービス提供地域がBさんとは異なるかもしれません。
状況が異なれば、対策も異なってきます。このようなとき「自社には、どの部分を上手く使うことができるだろう」このようなマインドを持っていれば、真似できることだけを探して、上手く成果を出すことができるでしょう。
しかし、Bさんのマインドを持っていると、完全に同じでないと行動に移せないのですから、いつまでたっても行動に移すことができず、また別のセミナーに参加するという状況が続いてしまします。「自社に使えるところはないだろうか?」この言葉を口癖にすればマインドも変わってくるかもしれません。
P.S
ちなみに、Bさんとは昔の私のことです。今は別の意図があってセミナーに参加するのですが、社会人になりたての頃は、セミナーに参加しては、「同じでないから使えない」というマインドを持っていて、インプットだけの頭でっかちになり、お金を無駄遣いしていました。今となってはよい経験でしたが・・・