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中村仁がマーケティングに悩む
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売ることは悪いことか?

by 中村 仁 / 2013.08.09

FROM:中村 仁

大阪の自宅より・・・

 

「中村さんって、売り込みしないんですか?」

 

先日、メルマガを書くことで仕事の依頼につながった私の事例をお話ししました。ただ、私からセールスをしたわけではないので、読者さんが不思議に思ったのでしょう。お前の方からセールスはしないのか?というのが冒頭のご質問の趣旨だと思います。

 

「たまーにセールスはしますよ」

 

これが私の答えです。ただ、ご質問で使われている売り込みという言葉は極力使わないことにしています。なぜなら、この言葉からは、品質の良くない商品・サービスを無理にすすめているニュアンスがあるからです。私は、むしろセールスというワードを好んで使います。

 

「セールスは、絶対的な善である」

 

私は常にこの言葉を意識しています。あくまで条件付きですが。ここで言う条件というのは、(私の商品・サービスはさておき)自らの商品・サービスの品質を向上させようと日々努力し、お客さんの悩みや欲求を解決できると自信を持ってオススメできることをいいます。

 

良い商品・サービスには、それを求めている人が数多くいらっしゃいます。それを欲しい方がいるのであれば、素晴らしい商品・サービスを提供する方は、それを伝える義務があるのではないでしょうか?その手段として、マーケティングがあるのです。

 

いい加減なものを、マーケティングのテクニックを使って売るのはただの売り込みです。それはセールスではありません。セールスをしてもらうことで悩みが解決した私の例をご紹介します。私はリスティング広告といって、検索結果の横に出る広告の管理・運用を長年してきました。

 

しかし、いくらキーワードや広告文、フォームなど導線を整備しても、成果が上がらないクライアントが稀に出てくるんです。おそらくセールスページの出来が悪いんだろう?という仮説を立てることはできるのですが、方法を知らないので提案ができませんでした。解決したいのに、どうしていいかわからない。

 

そんな期間が3年近く続きました。

 

しかし、ひょんなきっかけで、ダイレクトレスポンスマーケティングと出会い今独立するまでになっています。ダイレクトレスポンスマーケティングという手法を売っている会社があったからこそ、私はそれを学び、クライアントへ提案ができるようにまでなりました。

 

サービスに付加価値をつけるこができ、当然付随して成果もついてきました。この例のように、セールスしてくれたおかげで、問題解決できたのは私だけではないはずです。売ることが悪いことだとは思いません。いいかげんな商品をマーケティングテクニックを使って売ることが悪なのだと思います。

 

「口コミで広がっている商品・サービスがあるじゃないか?」

 

このような声も聞こえてきそうですが、おそらくそのような商品・サービスは稀でしょう。口コミで広がっている商品も、たいていの場合、広がるための仕掛けをしているはずです。(良い商品・サービスだから、仕掛けをしても広がるのですが)良い商品・サービスを提供している方は、それを広める義務があると私は思うのですが、

 

あなたはどうでしょうか?

 

その方法として、マーケティングというスキルが役に立つのだと思います。今日もビジネスを楽しみましょう。

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