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印刷された営業マン

by 中村 仁 / 2013.08.01

FROM:中村 仁

大阪の自宅より・・・

 

今年に入って、何本セールスレターを書いただろう?全く覚えていません。正確な数はわかりませんが、これだけは言えます。2012年は12本書くという目標を立てました。余裕でクリアしたようです。いやっ、そのはずです。

 

1か月に1本のペースで書くつもりだったみたいですね。(さっき目標を見直していました)それ以上書いていることは確かです。昔はへたくそだったんですよ。(いやっ、今もそんなうまいと思いませんが)パソコンを前にして、何度も頭がフリーズしていました。書くことがないんですもの。

 

完全なリサーチ不足。

 

作っていたワードが、前のワードとごっちゃになって、一からやり直したこともあります。「そんなにしてまでなんになるの?」なぜ、そこまでしてコピーに取り組むのでしょうか?それは、私がコピーの重要性を認識しているからです。

 

たとえば、

 

私が書いたとあるセールスレターがあります。ここ数か月で150人くらいお客様が増えました。一人あたりの生涯顧客価値が3万円だとすると、セールスレターを入口にして、450万円くらい稼いだ計算になります。たった1枚のレターで・・・

 

これはすごいことです。

 

コピーはsalesmanship in print(印刷された営業マン)と言われます。

 

売れるコピーを作ることができれば、いくらでも成果の高い営業マンを自らの手で生み出すことができます。そのために、テストしたり手間はかかりますが、大量のお金が必要になるわけではありません。いつでも広告の掲載を止めることもできコントロールが可能です。

 

一方で、営業マンを抱える方が、お給料の支払いがあるので大変です。環境や給料に対して文句言うかもしれないし(あなたの陰で言ってますよ)土日はしっかり休み取っているでしょうし、18時になったらすぐ退社しますよ・・・心当たりありませんか?

 

つまり、よほどのマネジメント能力がないとコントロールができないわけです。そう考えると、スキルであるコピーライティングを覚える方が得策じゃないか?そう感じてくださる人がいらっしゃるかもしれませんね。デヴィット・オグルヴィの本に書いてありましたが、コピーしだいで、成約率に最大19.5倍もの差がつくこともあるそうです。営業マンにこれだけの成果を求めるのは酷でしょう。

 

しかし、コピーなら可能です。

 

『言葉の力』

 

もう一度再認識すべきときが来ているのかもしれません。あなたのビジネスにおいてはどうでしょうか?コピーライティングに取り組むことは価値のある行為でしょうか?今日もビジネスを楽しみましょう。

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