一発合格?
by 中村 仁 / 2013.08.05
FROM:中村 仁
大阪の自宅より・・・
今朝は大音量の音楽で目が覚めてしまいました。別に自宅で音楽を流したわけではありません。自宅の目と鼻の先に小学校があるのですが、今日はそこで運動会があり、その最終点検として音楽をかけていたようです。
私も興味本位で午前の仕事を終えてから顔を出しにいきました。運動会と言えば、見せ場のひとつに組体操がありますよね。これは成功すると感動ものです。男性ならお分かりになるかと。
最後の大技(たしかピラミッド)に至っては、完成した瞬間、思わず拍手したくなります。そしてそれを見ていて思うんです。これだけの精度に持ってくるまでに、彼らはいったいどれほどの失敗を重ねてきたのかと・・・
繰り返しの大切さを身に染みて実感するわけです。
親も、周りの方もそれがわかっているからこそ感動してしまうのでしょう。しかし、組体操なら努力を重ねることを厭わないのに、ビジネスとなると、私を含め多くの人が繰り返しの大切さを忘れがちになります。
「一回で上手くいきたい」
広告を打つにしても、自腹を切るわけです。このように考えてしまうことに、仕方ない面もあるかもしれません。しかし、組体操もビジネスも本質は同じです。良いものを作り上げるためには、試行錯誤の期間が必要となります。
ウェブサイトや、セールスページの成約率を上げるには、広告を打ち効果を計測してテストを繰り返すことが求められます。
「このコピーじゃ響かないんだ」
「もっとお得なオファーをつけないと、見込み客の不安を除去できないや」
「セールスした先のリストには、お客様候補は少なかったのかもしれない」
自らの血を流し、フィードバックを得ることで、次への効果的な仮説を立てることができるようになるのです。そうなると、次の打ち手は、必ず求めるものに近づいていることでしょう。一度試して上手くいかなかっただけで、メディア自体がだめだと決めつけてしまい、あきらめてしまっていませんか?
求める成果を出すには、
「テスト、テスト、テスト、テスト、テスト」
これの繰り返しです。
失敗という言葉は存在しません。あるのは単なるフィードバックです。そこに失敗という意味付けを我々がしているだけではないでしょうか?意味付けは自分で変えることができます。テストしていますか?
今日もビジネスを楽しみましょう。