リストの重要性
by 中村 仁 / 2013.07.31
FROM:中村 仁
大阪の自宅より・・・
近況報告でもお話ししましたが、FAXDMのリスト精査をしていました。
「ああー、なんて煩雑な仕事なのだ」
「ショートカットできないかなぁー」
約18,000件を1件1件チェックして、最終的に12,000件前後まで絞り込みを完了。あまりにも量が多かったので、若干愚痴をこぼしながらも一切手を抜くことなく完了しました。「なにも1件1件チェックしなくとも」このような声が聞こえてきそうですね。私も最初そう思っていました。
しかし、リストの精査というのは、適切なメッセージを、適切な相手だけに届けるための大事なお仕事なのです。だからこそ手は抜けません。これはFAXDMに限って話ではありません。あなたの見込み客でない人に、いくら多くのメッセージを届けることができても目的を達成することはできませんからね。
ひとつ例を挙げてみますね。グーグルアドワーズ広告を使ったことはありますか?経営者の方であれば、そこそこいらっしゃるかもしれませんね。アドワーズログインページの1日のアクセス数はものすごいんです。そして、このページの真ん中には横山竹材店というお店の4代目の写真がアップされています。(若いお兄さんです)
アドワーズで上手く販路を広げた例として紹介されているんです。本当に何度も見ます。しかし、私は一度もこの人のサイトへアクセスしたことはありません。私以外で、横山竹材店のサイトへアクセスし、
実際にお客様になった人はいるのでしょうか?おそらくほとんどいないはずです。
なぜでしょうか?
見込み客がいないところで、宣伝しているからです。(横山竹材店は、このページで見込み客を獲得しようとは思ってないでしょうけど)アドワーズページへアクセスした方はアドワーズの見込み客ですが、竹材が欲しいわけではありません。これだけ聞くと、「当たり前じゃないか?」そう思ってしまいがちです。
しかし、ビジネスにおいて、これと全く同じ過ちをしている例はよくあります。
広告に予算を投下して、集客するにはこれを大事にすると上手くいきます。
1.リスト
2.オファー
3.コピー
リストが一番大事なわけですね。まずはメッセージを届ける相手を徹底的に精査してみるのはいかがでしょうか?ここに時間をかけることは決して無駄ではないはずです。ヒントはあなたが見込み客の立場
になって考えてみれば、いろいろと浮かんでくると思いますよ。今日もビジネスを楽しみましょう。