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リサーチにかける時間

by 中村 仁 / 2013.07.30

FROM:中村 仁

大阪の自宅より・・・

 

今、とある業界のセールスレターを書くためにリサーチをしています。

とりあえず、いただいた商品類をかたっぱしから見て、口頭や文章で、内容を再現できるレベルにまでもっていっている最中です。

 

リサーチって地味な作業なんですよね。コピーを書いているわけではないので、客観的に見ると、何一つ仕事が進んでいないようにも見えます。ノートは真っ黒になってきましたけど・・・

 

「いったいいつまでリサーチすればよいのか?」

 

明確な基準がないから困っちゃいますよね。リサーチに関するこのようなご質問は、私も最近よくいただくようになりました。経験則ですが、正直に言うとお尻なんてないんですよね。売り主さんの脳みそをインストールしようとすると、長時間のリサーチが必要ですから。

 

しかし、

 

そんなことを言っては、工数がかかりすぎて商売になりません。私見にすぎませんが、一つの目安をお伝えします。「その商品が好きで好きでたまらなくなるまで」これが目安ですね。商品にもよりますが、時間にすると約20時間くらいでしょうか。以前の私は、10数時間程度かけていましたが、リサーチの重要性を再認識し始め、最近はリサーチだけでそのくらいは費やしています。

 

ちなみに、今回は同ジャンルのセールスレターを2枚書くことになっているのですが、同ジャンルとはいえ、商品が違うので、合計すると30時間くらいはかかりそうです。もちろん、その後ライティング作業や編集作業にさらに時間を費やします。

 

私のようなコピーライターではなく、売り主本人がコピーを書けば、リサーチにそこまで時間がかかることはないでしょう。商品や顧客を一からリサーチする必要はないでしょうから。しかし、売れるセールスレターを作るためには、商品のベネフィットなどを書き出す必要があります。

 

しっかりと取り組むと、商品にもよりますが、A4ノート半分から1冊はなくなってしまうはずです。やはりそれなりに時間はかかるでしょう。そういう意味では、プロに任せて時間を買うという発想もありかもしれませんね。あと、これはコピーライター向けの話ですが、20時間近くリサーチしても、その商品を好きになれないなら、その仕事、断った方がよいですよ。おそらく失敗する可能性が高いと思います。

 

コピーは書き手の感情が読み手に伝わりますが、情熱の持てない状態で書いたコピーでは、読み手の欲求を刺激することはできないですから。幸い、私はまだそのような商品を扱ったことはありません。今回の商品も非常に好きになってきました。非常によい商品なんですよ。今日もビジネスを楽しみましょう。

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