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マンガ「ベイビーステップ」を読んで改めて考えてみたこと

by 中村 仁 / 2015.09.21

From:中村 仁

大阪の自宅より・・・

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『Baby steps to Giant Strides』

小さな積み重ねがいつか大きな進歩となる。

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■週間少年マガジンで連載されている

 マンガ「ベイビーステップ」に出てくる言葉です。

 
 平凡で特徴のない主人公の少年が、

 元々習慣にしていたノート術をテニスに応用することで、

 短期間に大きな飛躍を遂げるストーリーです。

 自分の課題も強みもメンタルも

 すべてを言語化し、

 

 自分と向き合いながら急成長して、

 格上選手をバッタバッタと倒す姿を見ていると

 共感せずにはいられません。

 「主人公は、自分をよく知っているな。

 そりゃ、成長早いよね」

 と実感できるはずです。

 連載開始からずっと読んでいましたが、

 先日、改めて読み返してました。

 ちなみに、私は高校ジュニアチャンピオン

 難波江 優というキャラがお気に入り。

 フェデラーがモデルになったと何かで読みました。

 どおりで好きなわけだ。

■話しが逸れてしまいました。

 ベイビーステップの主人公のように、

 言語化を習慣化しあり方の確立に使うとよいですね。

 先にあり方をマスターし軸ができれば、

 やり方を習得するペースも早くなりますから。

 私の場合、一人では見落とす場合もあって、

 コンサルを複数雇っていますが。

■自分自身、コンサルティングを実施する際、

 意識していることがあります。

 それは、

 「白線を引いてあげること」です。

■学生時代にあった石灰のカラカラを

 覚えていますか?

 まさにあれ。

 現状いる場所を確認して、将来行きたい理想の未来を

 定義します。

 スタートとゴールが間違っていれば、

 意味がありませんから。

 そして、そこに到達するまでの道に

 白線(あり方)を引いて繋げてもらうイメージです。

■仮に重心がずれてしまっても、

 線がはっきりしていれば、戻ってくることができます。

 もし、白線がなければ、

 あっちへ行ったりこっちへ行ったりしてしまいがちですよね?

 障害物がないトラック競技であれば、

 大きく外に逸れることはないかもしれませんが、

 ビジネスをしていると、

 一見美味しそうに見えるビジネスチャンスが

 いくらでもありますから。(笑)

■気持ちはわかります。

 私も何度も手痛い失敗していますし。

 白線さえ引くことができれば、

 あとは、いかに早くゴールに到達できるか「やり方」を考えればいい。

 
 あり方とやり方のどちらかだけ回っているのは、

 アクセル踏みながらブレーキを踏んでいるようなものです。

 

■昔は、やり方だけを指導する

 アドバイス業が私のコンサルでした。

 今は、アドバイス以外に、

 希望・理想・ビジョンという名の駅まで

 白線引きをしてあげるのが仕事です。

 
 あなたには、

 白線かそれに変わる何かがありますか?

P.S.

顧客には、いつも専用シートを使って

言語化し白線(あり方)を作ってもらってます。

私もお盆と先日滋賀へ行った際、

作り直したものを毎日のように見ています。

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