ダイレクトメールから見えるもの
by 中村 仁 / 2013.07.31
FROM:中村 仁
大阪の自宅より・・・
昨日、自宅にGoogleからダイレクトメールが届きました。「2,500円の広告掲載でボーナスクレジット7,500円分を進呈致します。ご利用期限:2012年12月15日」
私:「あっ、めっちゃお得やん、すぐ再開しよ」
ということで、Google AdWords広告による見込み客獲得を再開しました。諸事情から2か月ほど、お休みをしていて、そろそろ再開しようかなぁと思っていたところだったのです。そして、Googleのダイレクトメールから、いくつかビジネス成功のヒントを得ました。
今日はそのうちの1つをご紹介します。
先日、お話しした内容に近いのですが・・・Googleは新規顧客開拓のため、ダイレクトメールをガンガン送りつけます。ネットの雄、Googleがです。それも1年の間になんども。私のところに届いたのは、新規顧客用ではなく、休眠顧客用でした。
これだけをとってみても、GoogleがLTVをいかに意識しているかがわかりますね。新規客獲得にはお金がかかります。だからこそ、一度獲得した顧客にはずっと利用してもらわないと困るわけです。そこで再度の利用を呼び掛けるわけです。ちなみに、メールボックスを見たところ、似たようなオファーのメールがGoogleから届いていました。
しかし、私は無意識のうちに無視していたようです。時間がなかったのでしょう。メルマガを使って相手にメッセージを届けるのはお金がかかりません。一見お得に見えます。しかし、メールが読まれていない可能性も高いんです。あなたのメールボックスには、1日何件メールが届いていますか?
おそらくたくさん届いていることと思います。そんな中で、セールスメールをじっくり読んでいる暇は現代人にはあまりないんですよね。一方、オフラインのDMが自宅に届くことは日本ではまだ多くありません。封筒の工夫しだいですが、開く可能性は高いです。
オンラインより費用対効果が高いこともざらにあります。Google AdWordsのように、ネットの広告が商品だったとしても、見込み客が1日中、パソコンの前にいる人ばかりではないでしょう。私のような長時間パソコンで仕事をする職業の人間ですら、ポストは見るし、食事にもいきます。コンビニにも入るし、喫茶店にもいます。接触できる場所は、オンラインに限られないんですよね。
さまざまな角度から、いろいろな切り口で見込み客に接触していく方が効果は高くなります。また、同じ内容であっても、別のメディアで接触すると、価値の受け止め方も変わってきます。メールだと、軽く扱われていたのに、分厚い封筒で送られてきたとたん、じっくり見る人が増えたり・・・すべては費用対効果を計測しながらという前提はありますが、
・休眠顧客の掘り起し
・オフラインからの見込み客への接触
これらは有効か売上アップの手段だと感じていますがいかがでしょうか?今日もビジネスを楽しみましょう。