エスカレーターから落ちそうに思った話
by 中村 仁 / 2015.06.19
From:中村 仁
大阪ヒルトンホテルより・・・
■午後15:00、ヒルトンホテル大阪1階に
私はいました。
「予定まであと1時間ある。5階のジュンク堂で本買おう」
と思い、近くのエスカレーターから、
上に登っていったときのことです。
■突然、全身に恐怖が襲ってきました。
「おおっー、なんだこれは・・・」
膝はガクガク。寒気と冷や汗もしたため、
全力でエレベーターを駆け上がることに・・・。
「なっ、何が起こったのだ・・・」
原因が分からず改めて
下を見下ろしてみたのです。
普通にエスカレーターを登ってきただけでした。
あなたもエレベーターを使うのに
恐怖心は湧いてこないでしょう?
でも、思い込みがあれば話は別です。
■実は、このエレベーター、
5階に上がっていく過程で地上がハッキリ見える
場所にあります。
ドンドン地上から離れるのを見ながら、
「落ちたらどうなるだろう?」と想像してしまった瞬間、
恐怖心が湧いてきてしまったのです。
ちなみに、1Mほどの柵があるので、
よほどのことがない限り落ちません。
落ちないとわかっていても怖くなる。
同じ高さでも地上が見えなければ怖くない。
見えていれば怖い・・・。
「状況は変わらない。どうして・・・」
■脳の作りってのは不思議ですね。
科学的な知識はないので感覚的なものですが、
脳が恐怖を作り出し、現実も思った通りになっていると思います。
であるならば、
考え方次第で目の前の行動を変え、
現実を変えることも
出来るということではありませんか?
■たとえば、
あなたには得たい結果があります。
でも、現状では無理だと思っているとします。
あなたが欲しい結果を
すでに得ている人と会う時間を増やしてみてはどうでしょう?
最初は「無理だ」と思っていたことでも、
当たり前にやっている人と接する時間が増えると
脳に勘違いが生まれることがあります。
「あれ?俺イケルんじゃね?」
■大いなる勘違いです。(笑)
何か行動を起こしているわけではありませんから。
ですが、スタートするとき、
勘違いがあなたを助けてくれることは多々あります。
ほとんどの方が
頭で無理だと考え最初から行動しませんから。
私も起業などするつもりもなかったのに、
あるセミナーに参加してから意識の表層に上がってきました。
結果として、独立しています。
■起業だけではなく、
目標とするライフスタイルや年収も同じではないでしょうか。
すでに達成している人に会うと、
自然とできるような気がしてしまうから不思議です。
政治家に二世、三世が多いのも、
才能があるからというより、政治家がいる生活が当たり前すぎて
「政治家になるのは難しい」などと、
思うこと自体できないからではないでしょうか?
我々普通の人から見ると、
「政治家なんて無理」と思ってしまいがちですが・・・。
■考え方が行動、ひいては結果を支配するなら、
今からでも現実を変える余地があるということです。
あなたはどんな未来を求めていますか?
鮮明になればなるほど、脳の勘違いが起こると思うのですが、
あなたはどう考えますか?
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