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やっぱり先に量が大事

by 中村 仁 / 2013.08.01


FROM:中村 仁

八尾のサンマルクカフェより・・・

 

「これだ。これを使えば一発逆転できるかもしれない」

 

普段あまり欲を全面に出さない人でも、魔法の薬を見つけたとたん、ついこんなことを考えてしまいがちです。人間ですから。

 

・これさえ使えば売れるセールスレターテンプレート

・寝ているだけで、あなたも毎月50万円になれる方法

 

あなたもこれに似たようなものを試したことはありませんか?中には、本当に魔法の力に近い効力を持つ商品があるかもしれません。しかし、一発逆転思考を持っている限り、思ったような成果は出すことは難しいのではないでしょうか?性根に問題がありますから。

 

ちなみに、わたしもコピーライター故ゲイリーハルバートのスワイプファイルを見つけたとき、

 

「これがあれば、今日から超一流のコピーライターになれるわー。楽できるわー売れるわー」

 

こんなことを考えました。そしてそれを使ってコピーを作りました。結果、おおこけしました。それも見事なまでに・・・・(泣)性根に問題がある良い例です。何事も、最初から思った通りにはいかないものです。特に、実践してみるとわかります。頭でイメージしたようにいかないんです。

 

たとえ世界最高のコピーライターが使って成功した型だったとしても。使いこなすには、ある程度の量必要だったりするんです。

 

「結局、最初は量だな」

 

このように感じるようになりました。ダンケネディが本やニュースレターの中で、たまにこんなことを書いています。

 

「これまで数千回もクライアントにコピーを書いてきたけど・・・」

 

私:「えっ、おい・・・」

 

数千回ですよ。しかも自慢するつもりで書いたのではなく、会話の中でさらっと言ってます。

 

「そりゃ、リピート率85%以上の超一流コピーライターになれるわ」

 

正直にこう思いました。確かに質は大事です。だけど量をこなせないなら成果がでるまでに大変な時間がかかってしまいます。それでも成果がでればよいのですが、今月コピーを書いて、次に書くのは半年後。これでは、今月学んだことを半年後も覚えていて使えるなんてことはないでしょう。

 

それだったら、質を重視することにそれほど意味はないのではないでしょうか?仕事時間も同じこと。1日に3時間しか仕事量を持ってないのに、時間効率を追い求めても特に意味はありません。3時間を2時間にするより、仕事探して6時間やった方が売上あがりますしね。18時間くらい仕事しないと、終わらない。そうなって初めて効率化にも意味を帯びて気がしています。

 

何はともあれ量稽古。そんな時期も必要なのかもしれません。

 

P.S

徹底して時間を費やし、自分のスキルを磨きあげる決意を新たにしました。今日もビジネスを楽しみましょう。

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