まだ情報発信しないで消耗してるの?
by 中村 仁 / 2015.09.07
From:中村 仁
大阪の自宅より・・・
■2009年、毎週会社が終わってから
堂島までスキップするかのごとく軽い足取りで
あることを学びに行ってました。
宣伝会議主催のWEBディレクター講座です。
もちろん自腹。
広告やPR、プレゼン等、
広告業界必須の知識をマスターしたいと思って
いたんですよね。
といっても、元々のプレゼン力があまりにも低いため、
最後の課題はさんざんでしたが・・・。
そもそもパワポが上手く使えない・・・(汗)
■当時、ゲスト講師であるさとなおこと、
佐藤尚之さん(明日の広告が有名です)が
冒頭参加者にこんなことを言い、衝撃を受けました。
正確な表現は忘れてしまったのですが、
佐藤:「ブログでもなんでもいい。この中で今、
情報発信している人はどれくらいますか?」
参加者:パラパラと手が上がる。
佐藤: 「なるほど。では、毎日やっている人は?
ちなみに、この業界にいるなら、1日1回の発信は最低レベルですよ」
やってないことがありえない」
参加者:シーン・・・。
という趣旨のお話だったと思います。
■あくまで、広告業界の人に対してのセミナーです。
厳しくおっしゃってくれたのでしょう。
それから、約6年・・・。
当時より、個人で情報発信できるメディアが増え、
比例して情報量も増えていきました。
でも、我々が情報を許容できる量に
それほど大きな変化はありません。
不要な情報は無視することになるでしょう。
■今、集客関連の仕事に携わっていて思うんです。
私の心の声:「情報発信しないで、どうやってあなたのこと知ってもらうの?
本気で考えたことある人どれくらいいますか?」
あなたを知らずに申し込んでもらうこと自体、
どう考えても無理でしょう?あなたのことを不要な情報だと
思われたくはないでしょう?」とね。
■今、あなたの手元にもスマホが
あると思います。(ガラケーの人ごめんなさい)
昔より検索してもらえるチャンスです。
それを放棄して競合に顧客を取られることなくやっていけそうですか?
焦点は今ではなく、
将来も変わらずやっていけるのか?という点です。
■私がセミナーで伝えている
「専門スキルのコンテンツ化」は、
簡単に言えば
情報発信に使う分身を作るメリットについて
お話しています。
ブログだろうと、メルマガだろうと、
チラシだろうと、ニュースレターだろうと、
ハガキだろうと、電話だろうと、メールだろうと、
対面だろうと、出版だろうと、コンサルだろうと
■なんだって良いんじゃないでしょうか?
あなたの商品も私の商品もきっと目に見えるもの
ではないのだから、
目に見えるものに変換して見せるのは、
顧客にとってありがたいと思いますよ。
商品を目に見える形にした上で、
売っているということを伝える。それだけ。
■情報発信を続けることができたら、
次の段階です。
「全然成果でないんです」
ここは書き方のお話。
セールスライティングは身につけておくと
どの職業につこうと使えますよ。
■あなたの顧客候補は、
あなたの発する何らかのメッセージを見て、
買うか否かを決めるのだから。
ただ書けばよいというわけではありません。
何をどの順番で言うかにフォーカスしてほしい。
■いろいろと話してきました。
上手くいっている人は、これらを続けて続けて続けてきて、
その蓄積で今、楽しく飯食ってんだと思った方がよいです。
そんなにすぐに成果なんて出ませんよ。
あなただって、今の仕事で能力身につけるまでに
大変な時間がかかったのではないでしょうか?
それまでに何回ミスして来ましたか?
キャリア数ヶ月の新人にあなたの仕事任せたいと思いますか?
■私も情報発信を本格的に始めると決意し、
ほぼ日刊配信で約4年7ヶ月が経過しました。
コピーライティングやマーケティングは、
4年とちょっとの間に、1日10時間以上仕事でやってきました。
最近当たったと言った広告も、
基本となる管理・運用のやり方は、
前職で4年半ほど
メインの仕事としてやってきたことです。
■今のあなたの成果は、
数ヶ月前、数年前にあなたが費やした
時間、お金、労力を投資した結果ですよね?
すぐに目に見える成果なんて出ないと思います。
でも、将来ラクしたいならいつ始めたらよいのでしょう?
目に見えなくても、
毎日成長はしていますけどね。