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なぜ「私は」が口癖の人は、金持ちになれないのか?

by 中村 仁 / 2013.07.19

FROM:中村 仁

大阪の自宅より・・・

 

「誰も興味ないって!」

 

つい、心の声が出てしまった・・・以前参加した交流会で、とある辛い経験をしました。

心が折れそうなほど辛いことが・・・

 

セミナーや懇親会に参加すると、稀に、自己PRの場を与えられることがありますよね?

私は人前に出るのが好きではないため、聞く側に回ることが多いです。

 

以前参加した交流会でも、自己PRする方のお話をじっと聞いていました。

商品・サービスのPRを聞くのはよいのです。

 

でも、

 

一部の方がある口癖を持っていて、聞いているだけで非常に嫌な気分になってきたのです。

しかも連続で同じような方がいて、最終的には、「もう帰りたい」素直にこう思ってしまいました。

 

彼らが持っている共通の口癖とは・・・

 

「私は○○できます。だから是非○○してください・・・」

 

初対面ですよ。いきなり○○してくださいって。

自分の名前や仕事の話をしているあたりまでは非常に好感を持って聞いていたのです。

 

しかし、

 

商品・サービスのアピールになるにつれて、彼らの目の色が変わってきました。

まるで目の前にいる人が、自分の餌であるかのように。人はいつだって自分にしか興味がありません。

 

にもかかわらず、聞いている側が興味を持つことを話さないのでは、話を聞く気も失せてきますよね?

でも、彼らは語らないんです。

 

「私はスマホ集客コンサルタントです。 これからはスマホです。スマホの時代です。そんなんじゃあ、乗り遅れますよ。どうですか?」

 

私の心の声:「いやいやっ、スマホを取り入れたらどうなんねん・・・」

 

「初めのうちは、Giveの精神が大切ですよ」交流会の途中で、主催者の方がこんな素晴らしいことをおっしゃいました。

拍手喝采です。自分のことばかり言っていてはいけませんよね?

 

でも、「私は」を口癖にしている人には、Giveの真の意味が伝わらないようでした。

「最初はギブが大切ですね。わかりました。じゃぁ、私は○○します。だから○○してください」

 

私:「お前、それっ、GIVEやなくて取引やろ!」

 

相手とすでに面識があり、一定の関係性ができていれば取引もありでしょう。

でも、初対面です。やりすぎでしょう?

 

彼らのウェブサイト、ブログやメルマガを見ても口癖は直っていません。

自分のことばかり書いてます。主語は常に「私」。

 

彼らの売り上げが上がらないのは当然としても、あなたは、きっと彼等と同じことはしませんよね?

読み手が自分にしか興味がないのなら、この言葉から始めてみましょう。

 

「あなたは・・・」

 

この商品・サービスを使うことで、あなたは○○になります。

(この下に証拠をいっぱい載せてくださいね)

 

読み手や聞き手が興味を持つのは、自分にどのようなメリットがあるのか?

ただそれだけです。

 

あなたのブログ、メルマガ、サイトなどは、「あなた」で始まっていますか?それとも?

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