なぜ、話しを聞くだけで世界が変わって見えるのか?
by 中村 仁 / 2015.08.20
From:中村 仁
浜坂へ向かう特急電車より・・・
■仕事をしていると、
毎度毎度パートナーがいることがありがたいなと、
実感します。
一人じゃたいしたことできませんから。
コピーを書いたり、
コンサルができたり、広告の管理・運用が
できたとしてもです。
残念ながら、
すべてを一人でやろうとしたら、
細かい知識を覚える必要もあり、時間の割に出せる
成果もたいしたことありません。
■私、デザインも作れないし、
動画も撮影できないし、DMもDVDもどうやって
郵送したらよいかわかりません。
でも、ビジネスはできています。
得意・不得意というのは、
誰でもあるのですから時間とお金辺りの効果を
最大化したいなら、
最適な方に任せ、チームとして動いた方が、
成果を出せると思います。
■その際問われるのは、
コミュニケーション能力ではないでしょうか?
逆に上記能力がなければ、
どれほど高いスキルを持ち合わせていても、
宝の持ち腐れになりかねません。
■最近、コンサルティングをしていて、
気がつきました。
私のコンサルティングは、
単価が高くないせいか(6万円/月×6ヶ月)数多く
コンサルティングを行なう機会があります。
「話を聞いて、相手の意図を理解するコミュニケーション能力」
をマスターすることがいかにコンサルの成否を分けるのか?」
実感しています。
■コンサルタントの中には、
「オレの言うことを聞けば問題ない」などと
戯れ言を言っている
大バカやろうもいるようです。
私も経験あるからわかります。
そういう態度だと、相手の話を聞くこともなく、
アドバイスに終始してしまいませんか?
■勉強にお金かけているだけにね。
そりゃあ、言ってる方はいい気分ですよ。
「オレは、顧客のためを思って言っている。
最高のコンサルタントだな」
アホですよ。アホ!(大阪人が言うアホには愛情があるので誤解なきよう)
■最近、コンサルをやっていて、
客観的に自分を見れるようになってきました。
悦に入ってアドバイスしている際には、
たいてい相手の表情が曇っていたり、
このままでは動いてくれないだろうなーと、
感じます。
■一方で、
相手の話を聞き、意図を理解した上で、
アドバイスした際には、相手が聞く姿勢を作ってくれます。
だから、相手からガンガンしゃべって
自分の言葉に納得しお礼を言ってくれることもあります。
自分で言ったのだから、
動いてくれます。
■すべて相手の意図を理解するという
フェーズをサボることなく行なったから。
もちろん、上には上がいるので、
私、毎日のように学び続けています。
おかげさまで調子に乗る暇すらない・・・。
口先なんて上手くなくてもいい。
■たいていの方は勉強家だから、
アドバイスをしたくてしたくてしょうがないでしょう。
私もです。(滝汗)
アドバイスしたい衝動に駆られたら、
一度グッと堪え、「相手がどんな意図で何を言っているのか?」
胸に手を当ててみてはいかがでしょう?
難しいことではありません。
■あなたがアドバイスする前に
ワンクッション考える思考の隙間を作ってみるだけです。
相手の反応が変わってくるかもしれませんよ。