それを学び始めた途端、あなたの契約が解約される理由
by 中村 仁 / 2015.08.30
From:中村 仁
大阪の自宅より・・・
■先日、渋谷で知人と集客について話していた際、
ある話題で盛り上がりました。
集客に関するとある間違いについてなのですが、
解決策を知らないままでいると、
あなたの契約が突然解除される
可能性があります。
■詳しくお話します。
「士業・コンサルタントが独立して利益を出す場合、
どのようなビジネスモデルが取り組みやすいと思いますか?」
■私が顧客によくする質問です。
集客について学んでいる人から返ってくる答えは決まっています。・・・
「まず、フロントエンド商品を作って販売します。
ここは採算度外視。で、バックエンド商品を作って
ここで利益を出します」
すばらしい。
フロントエンドとバックエンドの違いや使い方は、
集客を学び始めたら必ず学ぶと思います。
これは非常に利にかなっている方法です。
私が販売しているマーケティングDVDでも、
このやり方を基本としてお伝えしています。
■では、実際にどれほどの方が、
これをそのまま当てはめて利益を出すビジネスを
続けているのでしょうか?
思った通りにいく人もいますが、
そうでない人も同じようにたくさん見てきました。
契約の解約が相次いでしまった人がいて、
うちに相談に来られた人の例をご紹介します。
■一体どういうことなのか?
説明します。
「フロントエンド商品でお金をかけました。
セミナーを5,000円で実施。
バックエンド商品は利益商品だから、
コンサルティング料金を高く設定しました。
8万円/月×12ヶ月です。
おかげさまで契約は決まりました。
でも、価格を上げすぎたために、続かなくなって解約が相次いでしまいました。
どうすればよいのでしょう?」
■たしかに、セオリー通りにやっています。
そもそも、受注に至る流れを作るところが難しいので、
ここをクリアできているのはすばらしいことです。
でも、バックエンド商品で利益を出す
という知識を杓子定規に当てはめたために、
続けることができない顧客が
出て来てしまいました。
続かないのであれば、いくら価格を高く設定し
利益が出そうに見えても意味がありませんよね?
■どうすればよいのでしょう?
あなたの周りで上手くビジネスを行なっている方を
一人二人思い浮かべてみてください。
フロントエンド商品とバックエンド商品の間に、
もう一つ別の商品を販売していたりしないでしょうか?
■単発のものだと、
DVDやプログラム、強み発掘コンサルティング(24,000円)など。
継続商品で言うと、
有料電話相談(25,000円/月)やメールコーチング(10,000円/月)などがあります。
これらをミドル商品と言えば、
伝わるでしょうか?
ミドル商品には、
あなたが本当に売りたい商品を買ってもらうために
持っている心理的ハードルを下げる力があります。
また、解約せずに済む価格帯なので、
毎月のキャッシュが安定し、精神的な安心感も得られます。
もちろん、
フロントエンドに使ったお金も回収できます。
■集客の基礎を学ぶことは大事です。
でも、理論と実践は違います。
ビジネスで重要なことは利益の最大化です。
闇雲にバックエンド商品の価格を上げて解約されるのならば、
本末転倒ですよね?
ミドル商品を買ってくれた人の中から、
あなたが本当に買って欲しい商品が自然と売れるようになるとしたら、
今、あなたが力を入れるべきことは何でしょうか?