ご縁をつなげるメディアを持つ
by 中村 仁 / 2013.05.14
FROM:中村 仁
関西空港2階のスタバより・・・
先日、知り合いの税理士さんから自宅にニュースレターが届きました。たった4P程度のボリュームですが、面白い内容だったので、気付いたら全部読んでしまっていた・・・
毎月1回届くようです。私が税理士を必要とするとき、きっと彼のことを一番に思い浮かべることでしょうね。
実は、この方、日刊でメルマガもやっているんですよ。
メルマガを見る習慣のある人、ない人両方にアプローチしているわけです。読み手と関係をつなぐことができるメディアを持っている。素晴らしいと思いました。
最近、セミナーや懇親会に参加して思うことがあります。
「せっかくの出会いなのに、ご縁を次につなげる仕組みを持っている人は、
どのくらいいるのだろうか?」
ほとんどいないような気がします。仕事を受注するために、見込み客が参加しそうなセミナーに出席される方がいます。参加目的はそれぞれなので、私は良いと思うのです。
でも、参加すればわかりますが、あなたのサービスを今欲している人って、多くありませんよね?欲求が高まるタイミングは、人それぞれですから。今は時期じゃない人もたくさんいるわけです。
私がセミナーに参加しても、「セールスレター書いてください」このような相談は皆無ですよ(笑)
そもそもコピーライティングの威力をご存じない方がほとんどですし、コピーライター自体が少ないので、どんな仕事をしているかご存知ない方も多いですしね。
あなたの職業は、他の人とどう違うのか?伝えられていますか?
たとえば、あなたが士業の方だとします。我々からすると、資格を持っていれば、誰だってある程度の仕事ができると思ってしまいますよね?だったら判断基準としては、価格に目が行きがちです。なんとかして他の人ではなく、あなたが選ばれる理由を作らないといけません。
では、理由ってなんでしょうか?
▼あなたが専門家であること
▼あなたが信用できる人間であること
▼あなたにお願いするのが、自分の悩みを解決するのにベストであると認識すること
少なくとも上記くらいは理解している必要があると思いますが、名刺交換時だけで、上記を伝えきるのは難しいですよね?
しかし、仕事探しでセミナーに参加するほとんどの方が、次につながるメディアを持っていないため、上記内容を伝えることができずに、一度きりの関係になってしまうのです。
では、どうすればよいのでしょうか?
メディアを持って、常時情報を発信し、それを仕組化することでしょう。冒頭で説明したようなメルマガやニュースレターは一つの例です。自分メディアをもっていれば、好きなときに好きな内容を発信して、接触頻度を上げることができますから。
あとは、どうすれば、名刺交換時に、メルマガやニュースレターの読者を増やせるかですよね?下記に一つの例をご紹介します。私も毎回やっている方法で、効果は実証済みです。
まず、セミナーや懇親会に参加して、名刺交換をします。その際、相手の話を真剣に聞きます。(これとても重要です)
次に、
(1)メルマガの場合
「今、コピーライティングを中心にマーケティングのメルマガをやっています。集客に役立つ情報なのできっとお役に立てると思います。せっかくのご縁ですので、つながりを持つためにご登録させていただいてもかまいませんか?内容が合わないようであれば、いつでも解除できますので。」
(2)ニュースレターの場合
「今、コピーライティングを中心にマーケティングのニュースレターを月1回発行しています。集客に役立つ情報なのできっとお役に立てると思います。せっかくのご縁ですので、つながりを持つためにお送りさせていただいてもかまいませんか?」
このように言ってみてはいかがでしょうか?
あなたが好きな時に、アプローチできるメディアを使って仕組化できれば、一度の出会いを一度で終わらせることなく、関係を構築することができます。私の仕事であるコピーライティングを使って売上を上げるのは、読者が増えてからなんです。
私もメルマガ登録を促してはいますが、正直おまけです。(笑)セミナーコンテンツ自体に興味があって、全国飛び回っているだけなので・・・新規の見込み客をフォローする仕組みを実行するのは、非常に地味な活動です。でも、続けられる人だけが数年後、長期的に安定したビジネスを作れるのではないでしょうか?
あなたはセミナーや懇親会で名刺交換する際、次につながるメディアを持っていますか?それとも?・・・