あなたはどっち?
by 中村 仁 / 2014.10.05
FROM:中村 仁
大阪の自宅より・・・
今日の話は、あなたにはどうでもいいことのように思えますが、実はそうでもない・・・競馬ファンならずとも、ディープインパクトの名前を聞いたことはありますよね?
ディープが最終コーナーを回って追い込む姿は見ていて清々しい気分にさせてくれます。
□ディープインパクト衝撃の末脚 2005年若駒S
http://youtu.be/gyrtCrEpjlY
普段、競馬中継を見ない私ですら、興奮したものです。あなたも脅威の末脚を持って、どん底からの逆転する成功物語はお好きだと思います。*ディープインパクトは戦略でやっていたののでしょうけど
一方、
競馬の玄人になると、先行逃げ切り馬が好きな人もいます。1975年日本ダービーを制覇したカブラヤオーが駆け抜けた姿は見た方がいい。
□1975年に本ダービー
http://youtu.be/_J2885X6u-E
「すげーっ」と思わず唸りました。
(笑)先攻逃げ切り型から追い込み型まで、馬にも様々なタイプがいるわけです。どっちがいい悪いなんてありません。どちらのタイプにもロマンを感じさせてくれるから、人々はのめり込むのでしょう。
自分がどちらのタイプであるか把握せず、違うスタイルで戦っていればきっと上手く勝てなかったはずです。
なぜ、人はすぐに結果を求めてしまうのか?
にもかかわらず、われわれはどうでしょうか?
今がダメならずっとダメだと思い込んでしまってはいませんでしょうか?先攻逃げ切りに失敗した。ディープのように意図的に後ろにとどまっているわけではないにしろ、
今、どん底にいるとしたら、それが永遠に続くような気がして動きが止まってはいないでしょうか?もしかしたら、あなたはディープインパクトのような末脚を持っている人なのかもしれません。
大器晩成と言われるあれです。
先攻できなかったとしても、悔やむ必要など全くないと思います。仮に先攻できても、最後まで逃げられる保証なんてありません。いったん先攻したように見えても、後から落ちてくる馬もいるわけです。
一瞬だけ儲かって、気づいたら儲かっていた起業家になっていた人などはその典型。きっとあなたは、カブラヤオーのように最初から逃げ切るタイプではないかもしれません。
でも、逆転のチャンスなんて、いくらでもあります。情勢は必ず好転します・・・重要なのは、あなたが今どのような状況におかれていようとも、
▼絶対に歩みを止めないこと
▼とにかく外に出る事
▼目の前に起こることすべてがチャンスじゃないかと
いつも目を凝らしておくこと
です。
あなたは先攻逃げ切り馬、それとも、脅威の末脚を持つ馬どちらでしょうか?
P.S.
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