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「自分ごと」な広告を書けば集客できる

by 中村 仁 / 2014.08.13

FROM:中村 仁
大阪の自宅より・・・

今日は少しだけ時間が空いたので、午後に家族で買い物に行きました。久々に実家でご飯を食べることにしたのですが、何を食べるかなかなか決まりません。今日はとにかく暑かったです。そこで、

私:「冷やし中華にしよう」

母:「じゃあ、材料探してきて」

ということで、一緒に大きなスーパーへ行き、私が麺や盛り付けの野菜を探すことに・・・。20分ほど店内を回ってひと通り材料を揃え、あとは盛りつけのチャーシュー(焼豚)を探すだけでした。

肉がおいている列あたりに、ちょうど美味しそうなのもを見つけたので、手にとった瞬間、あることが起こったのです。バチン・・・ゴロン。手元からチャーシューが落ちました。

私:「えっ、何?」

母:「焼豚はこっちやん。ほらっ」

私:「いやいやっ、こっちの方がうまそうやん」

私の説得にもめげず、なぜか母が得意満面な笑みを浮かべ、こんなことを言ってきたのです。

母:「ほらっ、冷やし中華専用って書いてるやん」

私:「・・・・」

勝負アリでした。(泣)ここから学べることは何でしょうか?それ専用という外見があるだけで、他に優れた商品があったとしても勝てないことが起こります。逆に言うと、そのような工夫をすれば、同じ商品・サービスであっても競合に勝つチャンスがあるということです。

これを裏付けるメールを今日、クライアントからいただきました。

「最寄りの○○だけにむけてメッセージを書いて看板をだしたところ、その日に問いあわせがありました。有難うございます」

ある特定層の方だけに向けてメッセージを変更しました。その結果として、読み手が「自分のことじゃないのか?」と感じて問い合わせをしてくれたのです。届けたい相手を絞るには勇気がいりますよね?でも、勇気の代償として反応は増しました。

あなたのチラシやセールスレターはどうでしょうか?読んだ際、「これっ、俺のことじゃないか?」と感じてくれるでしょうか?

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