「理由」を書けば売上が上がる
by 中村 仁 / 2014.02.05
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FROM:中村 仁
京都のとあるスタバより・・・
あなたは不思議に思ったことはありませんか?同じようにウェブサイトを作り、同じように文章を書き、同じように広告を出したのに成果が出る人と出ない人がいる。一体なぜ?
結論だけを言うと、「理由」があるか否かなのです。
内容を腹に落としてもらうため下まで読んで見てください。実践すれば、成果が変わってくることでしょう。
エレン・ランガーが行ったおもしろい実験をご紹介します。(ロバート・チャルディーニ著、影響力の武器参照)エレンは図書館の前にいる人に、「こんな」質問をしてOKをもらえる率を計測しました。
□質問(1)
「すみません・・・・五枚だけなんですけど、急いでいるので先にコピーをとらせてもらえませんか?」(要請+本物の理由)
「すみません・・・・五枚だけなんですけど、先にコピーをとらせてもらえませんか?」(要請のみ)
□質問(3)「すみません・・・・五枚だけなんですけど、コピーを取らなければならないので、先にコピーをとらせてもらえませんか?」(要請+もっともらしい理由)
結果、どうなったと思いますか?
□質問(1):成功率94%(要請+本物の理由)
□質問(2):成功率60%(要請のみ)
□質問(3):成功率93%(要請+もっともらしい理由)
この実験からわかることは何でしょうか?理由はないよりあった方が成功率が上がるということです。人は自分がすることに理由を欲しがる生き物だからです。あなたがウェブサイトを使おうと、チラシだろうと、対面でセールストークをしていようと、セールスメッセージを相手に届けるには、「理由」が必要ですよね?
でも、どうやって理由って書けばよいのでしょうか?ウェブサイトの成約率を上げる3つの質問を以下に記載します。是非、使ってください。
(1)なぜ、私に必要なのか?
(2)他にも同じような商品があるのに、なぜあなたを選ぶ必要があるのか?
(3)なぜ、今購入しなければならないのか?
これら3つの質問へ回答してあげると、見込み客の心理的ハードルが下がり成約率が上がりますよ。あなたのウェブサイトやチラシ、DMなど、「理由」が書いてありますか?それとも?