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FROM:中村 仁
八尾のサンマルクカフェより・・・
「参ったなぁ・・・」
あなたは渾身のセールスレター(チラシ、DM等)を作り、広告を出した。幸い、そこそこ売れている。でも、顧客を1人獲得するのに、いくらまでお金を使っても大丈夫なのか?全くわからない。
今の予算を使い続けて問題ないのか?
もしかして、1人獲得するごとに赤字を垂れ流しているだけでは。プレッシャーがかかる・・・あなたには、養うべき従業員がいるのだから。
その時だ。あなたは、おもむろにあるメルマガを思い出した。
「たしか顧客を1人獲得するのに、いくらかけても問題ないのか、ノウハウがあったはず」
メールボックスで「ネット集客力養成講座」と検索するとすぐに出てきた。日刊配信がありがたい・・・従業員に隠れて目を通す。
顧客を1人獲得するのにいくらかければよいのか?
「なになに?3,000円の商品が、購入率7%だった場合、3,000円×7%=210円となる。私のページを1人見たら、210円の売上になるということか。
つまり、1クリック最大210円まで投資できるわけだな。なるほど。リスティング広告を掲載する際、単価をいくらまでにすればよいか基準ができたわけだ。
でも、うちは競合が多い。もう少し高い単価に設定できれば、上位に表示して今より多くの見込み客を獲得できるのだが、何か手はないだろうか?
続きを読んでみる。
「なんだって?方法は成約率を上げるか、LTV(生涯顧客価値)を上げ広告費に回すキャッシュを生み出すしかないわけか。7%だから、成約率はこれ以上難しい。ということは、LTVだな・・・
既存客へ30,000円の商品を売るとする。
仮に10%が購入すると、3,000円。一人の購入単価が3,000円+3,000円で6,000円にアップできるわけか。ということは、6,000円×7%=420円、1クリックに420円まで投資できるわけだ。なるほどな。
顧客の数も増やせるし、広告を出稿できる媒体の幅も広がるな。よしっ、さっそく既存客向けの商品を作らなきゃな。数値を計測するってのは本当に大事だなぁー」
3つの数値でビジネスを捉えると・・・
いかがでしたでしょうか?単なる一例を取り上げただけですが。ビジネスを成長させるには、見込み客、成約率、LTVの3つの数値が大事だと言われますよね?私も全面的に同意します。
▼数値で捉えると、現状が見えてくる。
▼数値で捉えると、やるべきことが見えてくる。
▼数値で捉えると、成果が見えてくる。
あなたのビジネス、数値を計測していますか?それとも?