高い確率で利益を出す方法
by 中村 仁 / 2013.10.02
FROM:中村 仁
八尾のサンマルクカフェより・・・
その日、私は途方にくれていました。自宅から4km離れた川のほとり、桜並木の横にある古いベンチ座り、自分の犯した過ちを後悔していたのです。私は、ウォーキングを日課にしています。何日も連続で続けていたためか、歩くだけでは物足りなくなっていました。
私:「走りたいなぁー。全盛期並みに走ったら、一気に体力を取り戻せるだろ?あの時は毎日10km走れたんだから、いけるだろ?」
今思えば浅はかでした。調子に乗りすぎていたのです。今の自分は全盛期(17~18歳)と比べ、4kgほど体重が増加しています。しかも、筋肉質だった当時と比べ、今はほとんどが脂肪です。頭では全盛期をイメージできるのですが、体が全くついてこないのに全力で走りました。
案の定、体重を支えきれず
「グキッ」
私:「あっ」
左足の甲を捻挫しました。昔から捻挫クセになっていたところです。すぐには歩くことができません。痛すぎる・・・こんな事情があってベンチに座っていたのです。基礎ができていないのに、気に成果を得ようとする。たいていロクな結果にならないですよね?大変良い教訓となりました。
でも、これって走ることだけに限った話ではないと思いませんか?たとえば、私のビジネスでも、広告を出して、いきなり利益を得たいと、クライアントに言われることがあります。最初から利益を取ろうとすると、単価を高くする必要がありますよね?
あなたの商品を買ったことがない人が相手だと、非常にハードルが高くなります。結果として、最低限の数すら売れない。広告が失敗する原因の一つです。私は一旦価格を安くして見込み客を集めることをオススメしています。いわゆる集客商品の販売ですね。
集客商品を上手く売るコツは、いかに他社よりも安くできるか?ここがすべてです。一時的にトントン、あるいは若干の赤字が出ることもあるかもしれません。でも、いったん見込み客を獲得できれば、住所など個人情報がわかりますよね?
あなたは見込み客にダイレクトメールを送り利益商品を販売できます。集客商品の販売と異なり、そこに競合はほとんどいません。あなたの郵便ポストにも、毎日同じ業界から複数のダイレクトメールは届かないでしょう?
相手はあなたの商品・サービスに興味を持っている人ばかりです。競合もいません。正規価格の商品でも売れると思いませんか?
いったん見込み客を獲得する。
↓
興味を持ってくれた方に商品を販売する。
いわゆる2ステップマーケティングと言われるものですが、どの業界でも使えます。通販やネットビジネス以外では、今もほとんどやっていませんから。あなたはいきなり利益を得たいですか?それとも?