弱点をつぶす
by 中村 仁 / 2013.03.25
FROM:中村 仁 vol.327
大阪の自宅より・・・
最近、体がまるで自動で動くかのようです。自分でも驚くくらい。昨日の夜に、今日やることの計画を立てていました。そうすると、朝起きて気づいた時には、既存顧客へのあいさつや追加のセールスをしていたのです。いゃー、依然は一番後回しになっていた部分ですよ。それだけではありません・・・
新規のキャンペーンやセールスも自動に近い状態でやってしまっていたのです。新規は労力がかかるんですよね。相手の方と信頼関係ができていませんから。しかし、新しい案を思いつき、さっきもキャンペーンを実施しました。
それにしても、なんだってこんなに自動で動くのだろうか?不思議に思っていましたが、この2つの件に関して実はある共通点があったのでした。それは・・・
メンターからの教え
既存客へのフォローや追加セールスは、10月にメンターからアドバイスをもらっていたことでした。また、新規用のキャンペーンも、別のメンターからの教えだったのです。だから、メンターが必要ですよね?なんて話をするつもりはありません。
ただ、自分よりも上手くいっている人(第三者)から直接アドバイスをもらうというのは非常に貴重だなと。自分のためのアドバイスなので、体に刺さるというか、忘れないんですよね?だからこそ、自動に近い状態で体に染みついている気がしています。
今、私は上記とはまた別のメンターから、コピーライティングの添削を受けています。日本でも片手で数えられるくらいの方です。やっぱり見てもらうと違うんですよね?身に付き方が。本や教材って、1番~10番まで全部教えてくれるじゃないですか?
初心者には丁寧だと思うのですが、ある程度慣れてくると、自分が何番ができていないのか?これを知ることの方が改善しやすいし、効果も出ると思いませんか?たとえば、3番ができてないのに、ずっと1番をやり続けてしまうと結構悲惨かもしれません。
ほとんどの人は、一人よがりになりすぎかも
コピーライティングでもそうです。ヘッドライン(見出し)が一番大事だと言われるので、どの教材を見ても、その部分に一番重点をおいて書かれています。でも、その人の弱点がクロージング部分のコピーができていないとしたら、いくら努力しても成長を実感できないなんてことが起こるかもしれません。マーケティングやコピーも掛け算ですから、これに気づかないとやっかいなことになりますよね?
たとえば、
*数字は10段階の点数とします。
ヘッドライン(見出し)7×オープニング7×ボディコピー1×クロージング8=392点
合計値が392だったとしましょう。フィードバックをもらうことなく、ヘッドライン(見出し)が一番大事だからということで、ヘッドライン(見出し)だけを必死に改善するとします。
ヘッドライン(見出し)8×オープニング7×ボディコピー1×クロージング8=448点
ヘッドライン(見出し)は7→8へ改善できましたが、合計値はせいぜい1,1倍です。そもそも、7→8へ改善するのって結構難易度高いですよね?もし、外部からのフィードバックを受けて、自分の弱点がボディコピーにあると気づけたとしましょう。
↓
ヘッドライン(見出し)7×オープニング7×ボディコピー6×クロージング8=2,352点
合計値は、元の数値の6倍になりました。しかも1→6に上げるのは意外と難しくありません。
これに気が付かないと、泥沼にはまって抜け出せなくなることがよくあります。
コピーだけでなく、集客全般にも言えることです。広告ばっかり打っているけど、成果につながらない。実はウェブサイトのコピーが問題だったとか。だからこそ、私は外部の専門家がいればその方にお聞きしますし、必要であればやってもらったりもします。自分でやると時間だけかかって上手くいかないことはよくありますから。
あなたはどうでしょうか?外部の専門家からのフィードバックを受けて楽に合計値を改善しますか?それとも?