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2008年、オフィスにてテレビごしに○○を見る

by 中村 仁 / 2015.09.09

From:中村 仁
大阪の自宅より・・・

■昔、昔のお話。

 2008年12月、深夜1時頃、
 オフィスで仕事をしていました。

 一息ついて夜食のラーメンを作ろうと、
 お湯を湧かしていた際、

 手持ち無沙汰だったため、
 テレビ付き携帯をつけ、NHKか何かを見ていたんです。

■番組名は覚えていません。
 派遣切りのなんとか~だったと思います。

 当時、リーマンショックの影響が、
 日本でも大きく取り扱われていたころのお話。

 特に、派遣切りの問題については、
 毎日のように報道されていましたね。

▼「仕事がないんだよ。勝手に契約更新しないなんて」

▼「これから家族をどう養って行けばよいんだ」

 などなど、

 みんなそれぞれ大変な状況で、
 理不尽な企業の対応を非難していました。

■私はというと、

 テレビで見ながら、

「俺、運がよかったな。
 28歳で社会人経験ないのに拾ってもらって。

 あと3ヶ月、就職が遅れていたら、
 仕事なかったかもなー。でも、次は正社員切りが始まるだろうなー」

 と、カップヌードルを食べながら、
 背筋が凍る思いをしていたのを昨日のように思い出します。

 実際に、その後
 世間では、派遣切りから正社員切りに
 移っていきました。

■昨日もたまたま
 深夜まで仕事をしていて休憩中、

 Youtubeでリーマンショックに
 関する動画を見ていました。

 
 「人生、何が起こるかわからないな。
 昨日まで大企業だったのに、今日は荷物持って退職している・・・

 変わらないものがないなら、
 人に変えられるより、自分のなりたいものに変わるしかないよな。
 今のうちに勉強しておかないと」

 と思ったものです。

 他人や自分ではコントロールできない
 出来事に巻き込まれたとき、

 どうしようもない思いをすることがあります。

■どんな準備をしようと、
 100%大丈夫なんてことはありません。

 天災や病気までは、
 完全に防ぐことはできませんから。

 それでも、
 自分に力があればなんとか生きていくくらい
 できるのではないか?

 と考え自己研鑽に励みました。

■あなたはどうでしょうか?

 今、何不自由なく生きているなら、
 きっと幸せなのだと思います。

 ただひとつ確実なことは、
 ずっと同じことが続くとは限らないということ
 ではないでしょうか?

 最近、よく思うんですよ。

  
 マネーの虎の社長や参加者を見ていても、
 平家物語の諸行無常を読んでいても・・・
 

■今のうちに、余裕があるうちに、
 次への準備をしておけば、

 どんな未来になっても、
 少しはコントロール権が得られるかもしれませんね。

 強いものが生き残るのではなく、
 変化に対応できるよう進化を続けるものだけで、

 生き残れるのだと実感している
 今日このごろです。

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