見込み顧客から始めよ
by 中村 仁 / 2015.08.12
From:中村 仁
大阪へ向かう新幹線の中より・・・
「何か見られている・・・」
■品川から新横浜へ向かう途中、
新幹線で前の座席に座った奇麗な女性が、
こちらをチラチラ見てきます。
白いTシャツにジーンズ。
シャツには、鳥の絵がプリントされている。
心の声:「誰だろう?めっちゃ見てくる。仕事で会ったことある人かな?」
全然、思い出せません。
■なおも、見てきます。
頭をフル回転させましたが、
同級生の顔写真に該当者はいません。
ダメだ・・・思い出せない。
しかも今度は会釈してくる。なんでだ?
心の声:「何?。意味がわからない。ははー、一目惚れか。
何年ぶりかね。はっはっはっ・・・」
■これがまた盛大な勘違いなんですよ。
ちなみに、正解を言うと、
席を後ろに倒そうとした際、
気を使って私に会釈しただけだったのです。
「声ださんかい・・・」(笑)
いやぁー、勘違いって怖いですね。
自意識過剰も怖い。
顔から火が出そうなくらい
恥ずかしかったです。
■もしかすると、
あなたはこの話をどうマーケティングや
コピーライティングにつなげてくれるのか期待している
のかもしれません。
残念なお知らせです。
つながりません。(汗)
いやっ、つなげるつもりで書いていたのですが、
ダメでした。
■何をするにもそうですが、
いきなり書き出して得することはありませんね。
下書きはOKですよ。
これはメルマガやブログ、
特にセールスレターを書く際にも当てはまります。
反応の高い文章を書くには、
設計図が必要です。
■目的なく書き始めてしまうと、
必ずあさっての方向へ逸れてしまうからです。
私もレターを書く際には、
ストーリーボートと言われる設計図を作るようにしています。
その際、
書き出しに力を入れて書きます。
具体的には、
見込み顧客が最も関心あることから
書き出します。
というのは、
読み手はあなたの文章を読む姿勢になっていないからです。
■セミナーでもよくお話するのですが、
我々のビジネスは、
関係性のビジネスです。
メルマガ・ブログを読んでくれるとき、
セミナーに来てもらったとき、相手が聞くあるいは、読む姿勢に
なっているとは限りません。
むしろ、そうでない場合の方が多いですよね?
■あなたの書く文章は、
見込み客が関心を持っていることから
始まっているでしょうか?
見込み客が最も関心を持っているのは、
あなたではなく、自分自身です。
文章の書き出しである
オープニングは相手に合わせて書いてみてはいかがでしょう?
聞く姿勢を持ってくれます。
P.S.
今日のメルマガのように、
読み手と全く関係ないことから書いてはいけません。(汗)