群れるな!
by 中村 仁 / 2015.08.05
From:中村 仁
渋谷エクセルホテル東急ラウンジより・・・
■最近、コミュニティという
言葉が流行ってきましたね。
個人的に歓迎しています。
私もセミナーで一部コミュニティについて
話したりしているほどです。
ビジネスを成長させる上で、
使い方によっては非常に有益ですから。
■フェイスブックなどを見ていても、
うちの顧客や知人はコミュニティを
積極的に活用して成果を上げています。
すばらしいことです。
仲間同士で楽しそうな写真が
アップされているのを見ると微笑ましくなります。
残念ながら、私は過激な発言が多く、
基本一匹狼なので、みんなで仲良くみたいな写真は皆無ですが。(泣)
■一方、
コミュニティという言葉だけが
一人歩きしており、そこに飛びついて失敗する
ケースもあるようです。
ちょっと個人的に、
警鐘を鳴らしてみようかと。
(偉そうに・・・汗)
■「みんなで、なんか面白いことしようぜー」
と言っているコミュニティもどきを
見たことはありませんか?
きっと面白いことを
実現した試しがないと断言できます。
■私、コミュニティなんてものを
学問として学んだことはありません。
あくまで多種多様なコミュニティに参加した
人間としての私見です。
烏合の衆は、所詮烏合の衆。
一人でできないからといって、
みんなで集まれば何か壮大なことが実現できるかと言えば
そうは問屋が卸さないでしょう。
一人一人が力のない人間の集まりでは
求めるコミュニティにはなり得ないと考えています。
大人数だからこそできることは
もちろん沢山あるでしょう。
でも、みんなで集まれば何かできるという、
間違ったコミュニティ認識を持つと、
他人依存や他責思考の人間が紛れ込む
可能性があります。
■コミュニティを活用して成果を出せる人は、
元々、一人一人がそれだけで十分世間に大きな
価値提供ができる猛者です。
起業家は孤独であると受け入れ、
日々研鑽を積んでレベルアップしているのは当然として、
さらに大きなことをやるために
コミュニティに所属しているに過ぎません。
「みんなで集まればなんかできるよなー」
と言っている人には、
起業家が孤独であるという前提がないし、
自分で自分のケツを拭く覚悟もないのでしょう。
■あなたはどうでしょう?
安易にコミュニティを作りたいなどと
考えていないでしょうか?
まずは、青い鳥を探すのをやめて
何があってもあなたを支えてくれるスキルを磨きませんか?
仲間?と呼ばれる輩がいなくなっても、
あなた一人で戦わなければならないのですから。
■安易なコミュニティを求める
他責思考や他人依存では、
あなたのビジネスを安定して
成長させることは難しいと思うのですがあなたはどう思いますか?