反応の上がる広告をマンガから考える
by 中村 仁 / 2014.08.08
FROM:中村 仁
八尾のサンマルクカフェより・・・
久々に、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を見ていました。(アニメ版です)私が10代のときアニメ放送されていたので、懐かしくて泣きそうでした。(笑)あらすじとしては、こんな感じです。
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幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客緋村剣心。
明治維新後は「不殺」(ころさず)を誓い、流浪人として全国を旅していた。
神谷薫との出会いや、同じ激動の時代を生き抜いた宿敵達との戦いを通じて、
贖罪の答えと新たな時代での生き方を模索していく。
Wikipediaより引用
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悪い奴を倒していくよくある剣客ストーリーです。ボスキャラと戦う時、(特に、剣客の場合)なぜか、最初はやられることが多いですよね?何をされたかもわからず、切られて倒れてしまう。
幸いギリギリのところで致命傷を避けるのですが、打開策が見つからず、その後も苦戦します。傷だらけになりながら、試行錯誤を続け徐々に相手の隙や弱点を見つけていきます。
次第にコチラのペースに引き込み、最後にはなんとか勝利する。売れるストーリーの典型です。(AKBも同じ)売れるストーリーの話がしたいわけではなく、目標達成までのプロセスに興味がありました。
ビジネスを軌道に乗せる過程でも同じことが起こると思いませんか?
開業当初、新規顧客獲得のためには、セールスが必要となります。チラシやDM、飛び込みセールスをするのですが、お世辞にも成功確率が高いとは言えません。
ちなみに、1回の失敗で絶命しないでくださいね。アニメでも致命傷はまぬがれます。もし、1回で絶命状態になる場合、そもそも広告を打つという判断が間違っている可能性が高いです。
1度失敗した後、しばらく試行錯誤が続きます。広告の場合だと、たとえば・・・
▼「もしかして、届けた相手が悪かったのか?。もっと相手を絞った方がよいのだろうか?」
▼「提案したオファーが弱かったんじゃないか?」
▼「コピーを変えてみたらどうだろう?」
ひとつひとつを変更しながら、何度も何度も市場に問いかけます。るろうに剣心と同じく、チャンスを見つけるまでにはしばらく時間が必要です。(そもそも、市場に出さない人が圧倒的ですが)
広告の場合、成果が出るまで我慢できず、辞めてしまう人が多いのですが、人生でもアニメでも右肩上がりで成果が出ることの方が少ないですよね?
残念ながら、広告だけ魔法が起こることはありません。でも、事前にわかっていれば、成果が出るまで耐えられるのではありませんか?「夜明け前が一番暗い」と言いますが、そういう状態でやめてしまった勿体ない広告は多いです。
あと少し、あと少し。もう一回だけ変化を加えて試してみませんか?
P.S.
自分の中で基準を持ってテストする。その結果、欲しい成果が出ないならやめるという選択肢もありです。
私もあるメディアでDVDを販売しましたが、
全く売れませんでした。(泣)
経済的損失は大きかったです。
でも、どこでやめるか基準を決めていたので、
さっさとやめて、今は次の媒体へ投資できています。