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中村仁がマーケティングに悩む
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AKBグループをマーケティング的に考察して集客について考えてみる

by 中村 仁 / 2014.07.19

FROM:中村 仁
大阪の自宅より・・・

今日は、AKB選抜総選挙ですね。すでに投票を完了し、テレビの前でスタンバイしてます。(笑)ちなみに、松井玲奈(SKE)押しです。速報6位でした。
今日はアイドルネタですが、集客に役立つ内容に落とし込んでみせます。(あくまで予定)

毎年アイドルには勉強させてもらってばかりです。

▼ストーリーの大切さ

▼情報発信の重要性

▼広報担当スキル

▼差別化の重要性

▼変化に耐えうる忍耐力、順応性

▼サービス対応

▼マネジメント

▼リーダーシップ

などなど。

このグループの面白いところは、上記強みを発揮することで一発逆転できるところですね。つまり、カワイイだけではダメなわけです。先日、選挙の速報発表がありました。9位に入った方がいます。

彼女のGoogleプラス表示回数は累計9億回を超えました。おそらくグループ最大の表示回数です。フォロワー数1位はまた別の人ですが。そりゃ、上位にランクインしますよね。ちなみに、研究生の方です。

広告入れて、表示回数1回につき0.1円とれば、広告収入だけで1億円ですか・・・通常のアイドルカテゴリであれば、間違ってもランクインしない人ですよ。だって頭ハゲてらっしゃるし。

でも、アイドルに必要な要素を持ち合わせていなくとも、(褒め言葉)やり方次第で、正統派アイドルが誰も勝てない領域に到達できる可能性を見せてくれます。個人ブランディングの極みだと感じました。

2012年年末、彼女は当時誰も注目してないGoogle+を使い始めました。毎日、2年半も動画を上げ続けています。しかも、自分をメインに写すのではなく、若手や人気メンバーをメインとすることで、チャンネル自体の人気を上げ、一気に影響力を持ってしまいました。

改めて気づかされます。必ずしも競合の多い土俵で相撲を取る必要はないんだなと。ちなみに、総選挙の順位はこんな感じです。圏外→34位→24位→速報9位 恐ろしい(汗)

毎年若手が出てきて、下がるのが普通なのに・・・競合の多い土俵で相撲をとらない。カギはどこにポジショニングをとるかです。まずは、自分を棚卸する必要がありますよね?

上記アイドルの例で言うと、自分が可愛くないことを受け入れることから始めたわけです。彼女はグループの中で、唯一昇格する機会を与えられていません。終身名誉研究生という称号と引き換えに徹底的な差別化を図りました。

研究生を育てるポジションをとったわけです。動画にも若手や研究生がよく出てきます。ライブ終わりの裏側を撮影して、その日のうちにアップしてくれます。若手や研究生のファンは、彼女に頭が上がらないわけです。

自分の棚卸しをして弱点を受け入れるには、忍耐や覚悟が必要ですよね?しかし、弱点を強みに変えてしまうと、これまで見えない世界が見えてくることがあります。逆転勝利への最初の一歩かもしれません。

他人の土俵ではなく、自分の土俵を作り上げ勝てる場所でだけ戦う。自分の土俵でトップになり注目されれば、総選挙のような全体の戦いでも勝利を収めることができるようになります。

体に汗をかくと同時に、頭にも大量を汗をかくことの重要性を改めて再認識させられました。

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