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中村仁がマーケティングに悩む
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点を線に

by 中村 仁 / 2013.08.02

FROM:中村 仁

大阪の自宅より・・・

 

最近、マーケティングだけではなく、セールスにも力を入れ始めました。とはいえ、別に説得術を勉強しているわけではありません。意識していることと言えば、マーケティングしてお会いできた見込み客にヒアリングしたうえで、売上アップに直結する仕事を提案することくらいです。

 

恥ずかしながら、会社員時代、依頼者の依頼を聞いて、それに関する話で終わっていました。その仕事を受けるか受けないか?というレベルの話です。これではイカンと思い直し、売上アップに直結するという前提ですが、こちらから別の仕事を作り、やりませんか?とお聞きするようにしています。

 

おかげさまで受注率が格段に上がりました。

 

マーケティングを勉強し始めると、スマートに集客しようとする人が出始めます。お客様には売るなお客様を選べ(切り捨てろ)相手から選ばれるいろいろありますよね。これらはすべて事実なのですが、マーケティングに陶酔しすぎると、大変なことを見失う可能性があります。

 

仕事は受注して初めて売上につながります。最後はセールスしないと物は売れません。私の中でセールスは説得術というより背中を押すという意味合いが強いのですが。そして、これはコピーライティングにおいても同じことが言えます。

 

運よく見込み客を引き込める強力なキャッチコピーを書くことができたとしましょう。次の文章を読まずにいられない見出しを手に入れることは非常に重要です。しかし、どれだけ見込み客の注意を惹き、興味を喚起し欲しいと思わせることができたとしても、最後にどうやったら購入できるか書いていなければどうでしょうか?

 

見込み客は迷ってしまいます。人間保守的ですから、最後にはためらい購入することをやめてしまうでしょう。結果として、購入率は劇的に下がります。集客においてはマーケティング、コピーにおいては見出しは非常に大事なのですが、どちらもあくまで受注までのパーツにすぎません。

 

いわば点です。重要性の高低はあるにしても、どれかが欠けてしまえば目標は達成できません。点と点を線につなげることを常に忘れないように意識していきたいものです。今日もビジネスを楽しみましょう。

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