リサーチ不足のサイン
by 中村 仁 / 2013.07.31
FROM:中村 仁
大阪の自宅より・・・
最近、多くのコピーを書く機会をいただいています。たとえば、
▼セールスページ
▼メールマガジン
▼リスティング広告
▼ウェブサイト
▼FAXDM
▼地域ミニコミ誌
▼チラシ
などなど、
オンライン、オフライン問わずですね。さまざまなコピーを書いていると、あることに気がつくようになってきました。
誇大広告(いわゆる煽り)を書いてしまうシグナルの見分け方です。「パソコンの前で、書くことがなく真っ白になってしまう」ウェブサイトのコピーを書こうとしてこんな状態になったことはありませんか?
煽り広告を書くサインなんですよ。そしてこの原因は、実はリサーチ不足にあるんです。
たとえばこのページをご覧ください。
縦に長く見えるかもしれません。これを書くにあたって多くの時間をリサーチに費やしています。
たとえば、
・セミナーへの参加
・お客様へのヒアリング
・著書や関連書籍の読書
・見込み客へのヒアリング
そして、これらから思いついたことをすべて紙に書き出します。分量で言うと、ご覧いただいたページのおよそ7倍くらいですね。ノートで言うと、A4ノート半分~多い時には1冊分くらいでしょうか?リサーチを十分にしていないと、書く材料がないので、冒頭でお伝えしたような頭が真っ白になるわけです。そうなると、何とかして書こうと考えるので、変な形容詞を使ってしまい、結果として、煽ったコピーになることがよくあります。
たとえば、
▼真の
▼究極の
▼世界初の
だからこそ、コピーを書くにあたっては、リサーチに十分な時間を取る必要があります。なんだか偉そうなことを言っていますが、私が完璧にできているかというと、そんなことは全くありません。頭ではわかっていても、楽をしようとしてリサーチを十分にせず書き出してしまうことがあるからです。リサーチより、ライティングの方が楽しい作業だからです。煽らないコピーを書くコツは、リサーチをしっかりとすること。
▼誰に対してコピーを届けたいのか?
▼何が提供できるのか?
改めて書き出すだけでも、ノート半分から1冊分くらいになるはずです。もし、頭が真っ白になったらもう一度リサーチ段階に戻って、考えなおしてみてください。きっと長期的な成果につながるコピーを作ることができることでしょう。今日もビジネスを楽しみましょう。