たった15分、○○をやるだけで広告効果が3倍に(2)
by 中村 仁 / 2013.07.18
FROM:中村 仁
市ヶ谷駅近くのルノアールより・・・
「この広告、俺(私)のこと言ってるやん」
読み手にこのように感じてもらうには、紙に書いて相手をイメージするのが有効だとお伝えしました。
□たった15分、○○をやるだけで広告効果が3倍に(1)
https://www.braveentrepreneur.jp/blog/?p=5157
■本日は、どんなことを書けば具体的にイメージできるのか?やり方をお伝えします。
方法はたった一つなんです。
『ペルソナ』を作ること、
それだけ!
ペルソナとは架空の顧客像。詳細に設定した顧客のプロフィールを担当者間で共有し、
人物像への理解を深めることでマーケティング方針を統一する手法。IT PRO引用
つまり、一人のお客様を決め打ちするわけですね。その方に向けてコピーを書く。
すでにビジネスをしているなら、既存のお客様から選ぶのが楽でしょう。
商売をしていなくても、あなたの周りに見込み客になりそうな人を探してみてください。
具体的に、下記項目を紙に書き出してみてください。
・名前
・職業
・年齢
・住所
・家族構成
・社員数
・趣味
・ライフスタイル
・既存のお客様?新規の見込み客?
・住んでいる場所(都会っぽい考えか、そうでないか)
私の見込み客について例を上げて説明していきますね。
・名前:○○(実際の人物なので隠してます)
・職業:○○専門コンサルタント(ビジネス書著者4冊出版)
・年齢:47才
・住所:大阪府
・家族構成:妻、娘一人
・社員数:10名以下
・趣味:釣り
・ライフスタイル:大阪を拠点としているが、東京でも事務所を借りて月の1/3を過ごしている。
・既存のお客様?新規の見込み客?:新規
ざっとこんな感じです。既存のお客様であれば、顔やしゃべり方も加わるのでさらにイメージしやすくなりますよね?
しかし、これだけでは足りません。相手の頭の中まで理解しないと刺さるコピーは書けませんから。
頭の中を調べるため以下の3つのカテゴリーに分けました。
各項目ごとに3つずつ”魔法の質問”を用意しました
ぜひ、使ってみてください。
私の例を挙げながら解説していきますね。
■私のお客様は著者です。
彼らに対しセールスレター作成、プロモーションの企画・実行を提供しています。
(1)お客様の頭の中(信念、思い込み、常識)
▼Q:このこと、この問題に関してお客様が思いこんでいることは何か?
A:コピーを書けば、売り上げは上がるだろうけど、 講演・本業で忙しく書く時間がない。
社内にはマーケティングできて、コピー書ける人いないしなぁー。時間が足りない。
▼Q:あなたのタイプの商品・サービスに対して、どう思っているか?
A:コピーの重要性は理解しているし、効果的なのも知っている。
上手く使えば、集客を仕組み化できる可能性があるので、好意的に受け止めている。
▼Q:会社、業界、著者(本の場合)に関してどう思っているか?
A:煽りすぎるコピーライターもいるが、基本的に信用している。
(2)お客様の悩み・欲望を見つけ出す
▼Q:このことに関して、最も切迫した緊急性のある問題はなにか?
A:とにかく時間がない。
▼Q:もし、魔法の杖があれば、何をまず最初に解決したいか?叶えたいか?
A:望むマーケティングプランを実行するため、コピーを書いてもらい集客を仕組み化したい。
お金はかかっても構わない。
▼Q:最も避けたい状況はどんな状況か?
A:時間の切り売り状態の仕事なので倒れるわけにはいかない。
何かあったときにに備えておきたい。
(3)お客様の感情を把握する
▼Q:お客様は今どのように感じていますか?
A:時間がないので、思うようにマーケティングを進められず不安とイライラが入り混じっている。
Q:あなたの商品・サービスを売る業界に対して、どのように感じていますか?
A:特に、心配していない。
▼Q:あなたのコピーやオファーを読んでどのように感じますか?
A:お金で時間を買うことができるので、大変ありがたいとサービスだと思っている。
ざっとこんなところでしょうか?
著者の方は忙しい人が多く、講演と本業以外でじっくり取り組む時間はありません。
「代わりに全部やりましょうか?」この一言を言っただけでどれだけ感謝されることか。
コピーやマーケティングは重要ですけど、緊急性はないので、後回しになりがちなんです。
私が入ることで、彼らの資産であるコンテンツを現金に換えるサポートができれば喜んでいただけます。
さて、ここまで相手の悩みや欲望がわかれば、何を訴求すれば魅力的に思ってもらえるか見えてきますよね?
コピーライティングの細かなテクニックもときには必要かもしれません。
しかし、
その前に相手のことをよく知る。最も効果的なコピーライティングだと思うのですがいかがでしょうか?