不安に打ち勝つには、やっぱりこれ・・・

FROM：中村　仁
大阪の自宅より・・・vol.339

昨日、某D出版のTさんとスカイプで話をしていました。実は、セミナーを開催しようと考えていて、そのプロモーションのご相談をしていたのです。客観的な意見をもらうと、アイデアも思いつきやすいですからね。

本格的に集客しようとすると、セールスレターが必要になるじゃないですか？その際、あることに気が付いたのです。

「あっ、セミナーやったことないからお客様の声がないや」

私はこれまでセミナーを開催したことがないので、当然、お客様の声はありません。でも、声がなければセールスレターの成約率は低くなるかもしれません。コピーライターとして、そのようなレターはできればリリースしたくないわけです。一瞬ためらいました。

でも、上記Tさんは言いました。「まぁ、最初から完璧な状態の方が異常ですし、そもそも完璧な状態なんて一生こないですからね」この話を聞いて思い出したのです。ビジネスで上手く行っている人は、完璧でなくてもさっと動きだし、圧倒的に行動するということに・・・

 

ほとんどの方が行動しません

たとえば、何か新しいイベントのアイデアを思いついたとします。

■内容を企画してまとめる
↓
■資料を作る
↓
■告知用のセールスレターを作成する
↓
■イベント場所を確保する
↓
■イベントで滞りなく進行できるように練習する

上記手順があるとして、ここまで準備を進めてきて開催すればまだよい方です。でも、結局開催しなかったことってありませんか？その際、よくある言い訳に、

「お客様が集まるか心配だから」
「もう一回企画を練り直したい」
「もっと実績を作ってからの方がよいかもしれない」
「もっと練習してから」
「セールスレターに掲載するお客様の声がないから」

このようなものがあります。その気になれば言い訳なんて、いくらでも思いつきますよね？ちなみに、私も自慢じゃありませんが、言い訳を作って先延ばしするのは昔から得意でした。司法試験の勉強をしていたとき、言い訳を作って何度本試験を回避したか。（泣）

「完璧になったらやりたい」

この気持ちは痛いほどよくわかります。上手くこなしたいという不安や恐怖があって、頭の中で完璧にシミュレートできないとなかなか最初の一歩が踏み出せないんですよね？でも、完璧な状態っていつになったらやってくるのでしょうか？

やっぱりいつまで経ってもこないわけです。

仮に、セールスレターに掲載する十分なお客様の声があったとしても、成約率が上がるかどうかはやってみるまでわかりません。もしかすると、全く影響がないかもしれません。そんな起きてもいないことを考えて、行動できないなんてもったいないじゃないですか？

 

どんな心構えで最初の一歩を踏み出せばいい？・・・

 

たとえ完璧でなくても、アクションを起こせば何らかのフィードバックを得ることができます。イベントの参加人数が少なくても、お客様の声を書いてもらえる可能性があります。それを次回開催のセールスレターに使えば、参加人数が増えるかもしれません。しかし、何も行動を起こさないでは何も起こりませんよね？

ビジネスで上手くいっている人は、やっぱり行動量が多いです。しかも、1勝9敗でもラッキーと思える楽観思考の方もいます。最初の一歩を踏み出すには、上記でご紹介したイベントの場合であれば、企画を決めたりするのではなく、いきなり会場をおさえてしまうのがよいかもしれません。自動的に締切ができるので強制力も働きますから。

あとは、セールスレターを作るためにリサーチしながら平行して企画の中身を作っていけば、セールスレターができた段階でリリースができます。その後はセールスです。なんとしても集客しないといけませんからね。直にお願いしにいくなり、告知してもらうなり、広告を打つなりするしかないでしょう。

あなたはどうでしょうか？完璧でなくても、価値のあると思ったことに最初の一歩を踏み出していますか？それとも？

P.P.S
私はセミナーを開催することをまず決めました。東京、大阪どちらで開催するのか？など決めないといけないので、会場をおさえるのはもう少し先にしても、セールスレターを作りながら、内容を固めていきたいと思います。まぁ、今お仕事もあるので2か月後くらいなかぁー。

冒頭でお話しにあったお客様の声ですが、メルマガ読者さんの声やコンサルティングのお客様の声を使って代用することになりました。もし、あなたも新商品をリリースする場合、この方法が使えるかもしれませんよ。

「セミナーは開催したことがないので、お客様の声はありません。しかし、普段提供しているサービスのお客様からこのような喜びの声をいただいております」このようにして、お客様の声を使えば信頼性を担保することはできるでしょう。オススメですよ。