気付き
by 中村 仁 / 2013.03.26
FROM:中村 仁
東京行の新幹線車内・・・
「あっ、やってしまった」
実は、今日は東京に行くので4時に起き、最寄駅からとある本読んでいました。(本を読むのは久しぶりです)
□たった1年で”紹介が紹介を生む”コンサルタントになる法
私のメンターのお一人でもある平野友朗さんがメルマガ内でご紹介されていたので、思わず衝動買いしてしまいました。私はコピーライターという肩書で仕事をしていますが、コンサルタント業務もやっている関係上、読んでおきたくなったわけです。
結論として、この本めちゃくちゃいいこと書いていて、その中のいくつかに非常に感銘を受け、それと同時に、この本で得た気付きから最近取引を始めたお客様にやってはいけないことをやったことに気づきました。冒頭で発した言葉は、このやってはいけないことに気づいたため、電車内で思わず声を上げてしまったのです。(恥ずかしかったです)
信頼関係、それがないと・・・
何をやってしまったかと言いますと、相手との信頼関係ができていないのに、大上段から正論を述べてしまったのです。(私はアドバイスのつもりだったのですが・・・)信頼関係がない状態のときに、どれだけよいことを言ったとしても、相手は受け入れることはできません。結局、動けないわけです。果ては自分の存在否定されたみたいに解釈されることになると大変です。
「難しいものですね・・・」
相手の方の懐が深かったので、このようなご返答で済みましたが・・・(怖いことをしました)今、朝からフォロー?のメールを書いて送っておいたのですが、大丈夫だろうか?・・・私には謙虚さが足りないようです。しかし、これだけでも本の元はとれたと思います。
・アドバイス業を成り立たせる大前提とは?
・コンサルティングを成功に導くグランドルール
この2つは特に気づきが多かったです。おすすめですよ。
信頼関係がないと、メッセージが伝わらないというのは、コピーにも言えることなんですよね。適切なメッセージを適切な相手に、適切なタイミングで届けないと、相手に受け入れてもらうことができません。
たとえば、
「セミナーやります。参加者にもこんなメリットがあります。○○円で場所は○○です。絶対参加した方がよいですよ。」いきなり知らない方からこんな宣伝が送られて来たらどう思いますか?怒るのは、おそらく私だけではないと思います。
一方で、メッセージの送り手と受け手の間に関係性ができていれば、セミナーに参加した場合のメリットを始め、基本的なことが書いてあれば行動に移すには十分です。相手との関係や相手の状態によって伝えるメッセージの内容も変わるんですよね。
これがわかっていると、新規顧客用と、既存顧客用のコピーは異なるので、書き分ける必要があることがご理解いただけると思います。しかし、新規顧客用レターを書かないといけないのに、既存顧客用レターを書く方が多くいらっしゃいます。私も同じことを何度かしました。プロのコピーライターでもきちんと理解できていない方は結構いらっしゃいます。信頼関係ができていない相手に対して、ロジックや理論を語って自分の思うように動いてもらおうとしていませんか?見直したいものです。
□たった1年で”紹介が紹介を生む”コンサルタントになる法
・コンサルティングを成功に導くグランドルール
ここにやり方が書いていました。参考になると思います。
今日もビジネスを楽しみましょう。