アウトプット欠乏症
by 中村 仁 / 2018.04.14
「もうそれ以上、勉強せんでもええやろ」
と、思ってしまうほど、インプット過多に陥っている起業家がたくさんいます。
まぁ、インプットは楽しいです。セミナーや本好きの人ならわかってもらえると思いますが。
でも、全然成長してないからね。知識を入れても、アウトプットしないならほぼ無駄です。
「いやぁー、もう少し準備ができたら・・・」
アウトプットできない人のお決まりのセリフ。
30代で起業を目指すか、起業していて、こんなセリフを言っていたら、もうやばいですよ。
残念ながら、アウトプットはアウトプットでしか成長しません。
偉そうに書いていますが、司法試験受験時代の私に一番言いたい言葉です。
1年に1度しかない試験にもかかわらず、実は、願書を2度出し忘れてします。
「しょうがない」自分に言い聞かせたふりをして、今思えば確信犯だったのでしょう。
願書を出す時期になると、答案練習会というアウトプットする模試があります。
現実の成績を見るのが嫌な私は、ずっとインプットを続けていました。
「1日14時間勉強している。オレはいける。でも、受かるにはまだまだ。模試を受けるのはそれからにしよう」
よくわからない自己暗示を続けていたら、願書を出し忘れていました。(汗)
本当にアホです。
テキストの知識だけではわからない、時間配分や、問題に対してどこまでできてどこが足りないのか?
課題を知ることが大事だったのに。
勉強好きの起業家のあなたにはインプットはもう十分だと断言できます。
頑張って勉強しても成果が出ない場合、まずは、やることを減らしてください。入れすぎたら毒です。
ヨルダン川の末端に死海という湖があります。
6つの川から水が入ってきますが、水が出て行く経路がなくて、
インプット過多の起業家は、死海のようなものといっていいのかもしれないですね。
入れるだけ入れて、出て行く場所がないので生物も住むことができない水になって腐って行きます。
▼「ブログ書いているけど、続かない・・・」
▼「セミナーやりたいけど、まだ早いと思う・・・」
▼「私なんかメルマガを書いても・・・」
口に手入れていれたもん、吐き出させてやりたい気分です。(半分冗談)
どうでもいいから、まずは、持っているもん全部出せ!(
あるいは、それができる環境探して入り、縛りに縛ってもらうしかありません。
自分が弱いとわかっている人ほど、大きく成長しますよ。