セミナーやコンサルにいくら使ったろう?・・・
by 中村 仁 / 2017.12.19
独立してから、どのくらい勉強やコンサルにお金を使ったのか計算していました。
「あぅ~・・・」
びっくりです。
投資するために、回収しようとがむしゃらに頑張ってきただけで、合計額にまで気が回りませんでした。
「中村さんって、売るとき躊躇ないですよね?」とよく言われます。
私には会社員時代にセールスの経験がありません。
起業した際、自分がお金をもらうにあたって、セールスの経験がない場合と不利です。
でも、私の場合、高額商品を売る際に抵抗なく販売行為を行うことができます。
「なんでだろう?」と考えていていくつか原因があるんじゃないかと思いました。
セールスの定義が人と違うように設定し直したということもひとつあるでしょう。
もう一つは、ある時期商品を売られまくった経験が活きていると思います・・・汗
私は人から高額商品を売られまくったためにあるアンテナが強制的に立ちました。
毎回毎回売られて、何も学習せず成長できないのであればずっとお客様のままです。
高額商品を販売できる売り手にふさわしい人になるには、どうすればよいのか?
素晴らしいサービスを提供するのは当然として、それ以外に売り手としての心持ちを変える必要があるんじゃないか
と感じていて、常に問題提起をするようにしていました。
たとえば、
▼「私は、なぜこの商品を買ったのか?」
▼「広告文のどの文言に惹かれたのか?」
▼「何を意図してこの売り方をこの価格でしているのだろうか?」
自分でアンテナを立て、ある時期徹底的に売り方について研究していくことにしたわけです。
私が今高額商品を売ることに抵抗がないのは、人から売られまくる過程で、高額商品を販売するために必要な要素をすべて身体に叩き込みしみ込ませたからです。
▼「このレベルで、この値段とるの?」
▼「素晴らしいのに、価格が低すぎる・・・」
などなど、得られることはたくさんあるはずです。
買い手から売り手に思考を転換させるには何が必要になるのか?と考え動くことがある時期必要なのかもしれません。
「じゃあ、高額商品を売られまくったらよいのですね?」
と、考える人がいると思います。
お金がかかるので、強くおすすめはしませんが・・・(笑)
我々のような零細企業は、値下げや低単価は御法度です。
高く買ってもらうためには、価値を感じてもらう工夫が必要となります。
自分が払えない金額を人に請求するのは心の内部で抵抗が出るはずです。
心が苦しくなり、続けていくことが難しくなるでしょう。
ある時期、人から高額商品を売られまくるのも、成長する過程で必要な人も行為なのかもしれないなと感じたので書いてみました。
自己責任でお願いします。(笑)
ということで、私はまた人に商品を売られて購入しようかと検討しています。