技巧に走った文章で仕事が受注できると本気で思っているのか?
by 中村 仁 / 2017.10.02
あなたの周りにもいるかもしれない。
自分って文章うまいんじゃね症候群について書いてみようかと思います。
私は7年文章を書いていて、自分が書く文章を上手いと感じたことは一度もありません。
幸いというと、なんといいますか。
「あの人文章うまいなぁ~。面白いなー、自分もあんな風にできないかな」
と感じたことはないでしょうか?
あなたに質問です。
あなたはなんのために書いているのでしょうか?
この質問の答えは結構重要。
たとえば、メルマガに文章を書いて仕事につなげたいとしましょう。
上手いなぁーとか思っている時点ですでに失敗していると思いますよ。
ちなみに、あなたが上手いと思っている人は、あなたとは別の目的で書いているかもしれません。
その場合、そのままマネしても無駄。
目的によって書き方は違いますから。
上手いなぁー、面白いなーとおもう人があなたと同じで仕事を受注する目的の場合はどうでしょう?
そのままマネしていい?
その方に聞いてみてください。
「あなたはその文章で、対象としている人から何件仕事を受注しましたか?」
書いた文章自体がアウトプットになるライターの場合であれば、書いたものを見て仕事を依頼されることがあるかもしれません。
しかし、あなた自体が商品になっていて、提供サービスに形がない場合(たとえば、コンサルティング、コーティング、カウンセリング、
文章からあなたへの信頼を生み出すことが必要となります。
で、あなたが尊敬する文章上手い人は、本当に仕事につながっているでしょうか?
たぶんないんじゃないかと思います。
だって、面白さとと仕事の受注って直接関係がないから。
エンターテイメント性については、私もメルマガを書く際、いれるようにしています。
面白さと表現することもあります。
でも、ちょっと本当の意味するところは違います。
すべては信頼を作るため。
自己開示して、専門性を見せ、パーソナリティー、正当性、
そのためにエンターテイメント的な要素を入れ書いているだけです。
いくら文章が面白かったとしても、「こいつに仕事お願いしないな」と思われてしまえば何の意味もありません。
面白さ、上手さという言葉だけにフォーカスすると、技巧に走ってしまいがちです。
元々文章上手い人もいて、たいてい技巧に走っています。
そもそも、実際に顧客に会いに行ってます?
会っていないのに、空想で書いても相手の深いところで刺さることはまずありません。
残念ながら、ずっと書き続けても、仕事にはなりません。
多くの方が日刊で始めても、半年も続かないのは手応えを感じられないからなのかもしれません。
結論、仕事を受注するためのメルマガの書き方は普通と全く違います。
読者の悩みを把握して、彼らの認識を変えてもらえるくらいの気づきを与えることを意識して、自己開示して、専門性を見せ、パーソナリティー、正当性、
P.S.
当然、オファーしなきゃ注文は来ませんよ。
セールスを入れることもお忘れなく。
4年前に発売したこの教材の中で言っていることとほとんど変わっていませんね。
ということで、セールス文章も入れてみました(笑)。