10年後、あなたはどうなっていたい?
by 中村 仁 / 2017.11.04
「10年後、自分はどうなっているのだろう?」
あなたは考えたことはありますか?
「えっ、そんな先のことわかんないから考えない?」
まぁ、それもありでしょう。
少なくとも、今どれだけ頑張って予測しても10年後ほとんど外れているのは確実です。
私だって27歳のときに、今みたいに独立して会社を経営して個別コンサルティングや塾を開催し、多くの方をサポートしているとは夢にも思わなかったです。
10年前というと、大阪の劇団四季の会場を朝の5時半から掃除するバイトをしていたころです(汗)。
時給1,000円で2時間ね。
終わったら、ご褒美としてマクドナルドで朝マックを食べて司法試験の予備校へ行ってました。
「今年こそ絶対受かるんだ」
27歳で就職すらしていない自分のキャリアに強烈な不安を抱きながらも、1日14時間ほど勉強していました。
結局、ダメだったんですよね。
もし、あなたが会社員であれば、10年後、独立しているかもしれないし転職しているかもしれません。
誰にも予測することはできません。
そもそも、所属している会社がなくなっているかもしれないし、自分の担当する仕事自体、機械にとって変わられている可能性もあります。
でも、予測できないからといって10年後のキャリアを考えること自体無駄だとは私は思いません。
あなたの人生プランを考えておけば、一足飛びに10年後を予測できなくとも、逆算して1年後は予測できます。
長期視点で10年後を見ながら、毎年毎年、目の前にある1年後の目標を達成して更新していったらいいんです。
気づいたら10年後、毎年毎年積み上げてきたキャリアがあなたの予測した10年後を上回っていることでしょう。
重要なことは、現状を知り、仮説でもいいから10年後あなたがどうなりたいのか?
考え、そのために必要なことを勉強していけばいいんです。
間違っても、何もすることなく給料が上がる事はないでしょう。
結婚して、子どもが出来ているかもしれません。
クルマが欲しいと思うかもしれないし、学びたい分野のセミナーに参加してレベルアップしたいと考えるかもしれません。
今より生活水準が下がることもないでしょう。
それでも収入を上げたいですか?
周りにあなたと同じような仕事をしている方は数多くいます。
どうすればあなただけの価値を創出して、選ばれる人になれるでしょうか?
今より厳しい状況が待っているとしたら、あなたは今何ができるでしょうか?
3連休の最終日、言語化に時間を使うことも有意義な時間の使い方になるかもしれません。
P.S.
最近も高いセミナーにバンバンお金を投資しています。
業界トップの人に教えを請い、歴史上の偉人の本を読み、国内外に旅に出て見識を広げていきます。
10年後を考えたら、今勉強して成長しておかないと現状維持も危ういですから。
最近、常に危機感でいっぱいです。
世の中の起業家には、楽観的な考えの方も多く私はびっくりするほどです。
偉そうなことを書いてきました。
私も準備につぐ準備をすることで、「あのときからやっておいてよかった」と言えるように、口だけにならないようにしていきます。