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起業した人の80%は会社員時代より収入下がります。

by 中村 仁 / 2017.11.23

平成19年度の「総務省就業構造基本調査」を見ていると、男性で起業して400万円以上の所得を得ている人は2割しかいません。

どう思いますか?この現状・・・

ほとんどの人が独立しても、すぐに(少なくともすぐに)会社員以上の収入を得ることはできてないということです。

「独立したら収入が不安だ・・・」
と、考えている人は多いと思います。

でも、普通だよ。
と考えると気が楽になりませんか?

食えない方が普通。


もちろん、やり方次第なんですけど、
事実と数字に基づくロジックが頭に入っていると精神的には楽になります。

自分が上位2割に入る実績を
積んできた問題ないでしょう。もし、そうでないなら焦らず粛々と実績を積むことです。

お金に対する不安があるのはわかります。


まずはお金に対する
リスクを受け入れてみてはいかがでしょうか?

リスクは受け入れた瞬間、
もうリスクではなくなるのです。

だから、何がリスクなのかを書き出すことが大事。


「なーんだ、この程度か」と思えます。


まぁ、私は独立初月、
タウンワーク片手に仕事してましたけどね。(笑)

昔のように掃除のバイトをすれば、
生活はできると思ってリスクを受け入れていました。

元タリーズコーヒー社長の
松田さんが日本でタリーズの独占販売権の交渉をして勝ち取った際、(たしか数千万払ったとか)

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経営が厳しくなれば、
自分ひとりで店を切り盛りすることで何とかなると考えていましたし、

最悪 事業がダメになったとしても、コンビニで1日10時間35年間働けば借金は返せると
計算していましたから(苦笑)。

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と考えていたそうです。
うーむ。規模は違うがわかる気がする。

司法試験時代に朝のオフィス清掃を
していたときも宝石屋の店主とか起業家結構いましたよ。(多いのも問題ですけど・・・)

リスクをとってまで、
あなたが起業したい理由ってなんでしょう?

冒頭のデータにある通り、
会社員時代より得られるお金も少なく忙しい上でストレスフルかもしれません。

軌道に乗るまである程度、
試行錯誤を続けるとしたらあなたが失敗しても耐えられる理由ってなんでしょう?

「会社が嫌だから」


「上司がむかつくから」


一時的なモチベーションにはなると思います。


ですが、マイナスな理由で起業する場合、
その動機は克服しておくべき理由になるのかもしれません。

あなたが起業するその先には
何があるのでしょうか?どうしてそこに行きたいのでしょうか?

上に行きたいのに、
細々と暮らすはめになったり挫折して会社員に戻る人と、
上位2割に入る人との差になると考えているのですがあなたはどう思いますか?

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