貢献していないのに、もらおうとしていませんか?
by 中村 仁 / 2017.08.10
■自分は人にお願いするのに、いざ、頼まれたら情報を出さない人が世の中にはたくさんいます。
無料で情報をもらおうとする人も、ここに入るかな。
■多くの方が時間と労力を得て、積み重ねてきたものを表面だけ盗もうとする輩は、もはや泥棒ですね。
特定の情報を持っているか否かで、成果が変わることもあるから、情報を欲する気持ちはわかります。
でも、効果的な情報が欲しいなら、もらう前に出し惜しみすることなく自分から出していくことが必要です。
■お金か時間か労力か、あるいは、別の何かなのかは貢献したい人次第ですね。
我々はどうしても、ギブ&テイクになってしまいがちです。
私もまだまだそうです(汗)。
しかし、ギブギブギブと、先に自分が価値提供できないような人間に何かをお願いしたいと思うでしょうか?
たとえば、私は昔から価値貢献の一貫として、メルマガを毎日続けてセミナー等で得た情報を自分で実践した上で知恵にして情報発信しています。
価値貢献の一つの形です。
また、一部の顧客には、無料で毎月ニュースレターを発行して送るようにもしています。
■ライターとデザイナーを入れて、自分が執筆をして、郵送費等を入れると毎月10万円は費用がかかっています。
日頃お世話になっているクライアントだけに送っていることもあり、感謝の気持ちを込めて、貢献したいという気持ちから送らせていただいています。
■ニュースレターもメディアなので、そのうち、何かを販売することもあるかもしれませんが、現在は何も販売していません。
先に価値を提供して、貢献したいと考えているからです。
我々のようなコンサル型ビジネスをしている人は、サービスに形がありません。
■貢献してお役に立てて初めて、相手と縁を深めることができるようになります。
仕事につながるかどうかは二の次。
もし、あなたが今仕事に困っているとしましょう。
日頃、どれだけ相手に貢献していますか?
振り返ってみてください。
相手に貢献できた総量の1/10くらいがあなたに返って来ると思ったら、何かを得ることを忘れて、どんな価値貢献ができそうでしょうか?
考えて動いてみると、見える世界が変わってくるはずです。