苦手なことからいつまで逃げ続けますか?
by 中村 仁 / 2017.07.30
■この1年半で克服したことと言えば、女性起業家ばかりの会に参加するのが苦でなくなったことですかね(笑)。
あなたは苦手がなことありますか?
1年半前に、クライアント主催の100人パーティーなるものに参加して、非常に冷や汗かいた記憶があります。
100人近くの女性起業家or予備軍がいる一方で、
肩身狭い。
■単なる勘違いだと思いますが、視線が痛い痛い(笑)。
さすがに、その後場数を踏んで慣れました。
比例して女性のクライアントも、1割から3割くらいまで増えたんですよね。
慣れってこわいですね。
あなたには苦手なことはありますか?
ずっと逃げ続けてきたことはいくつありますか?
■「好きなことをやって起業しよう~」と世間ではよく言われます。
私も苦手なことばかりだと続かないので、ある意味では賛成です。
でも、苦手なことからずっと逃げ続けていても良いという意味では捉えていません。
■会社員時代、2回だけ外部に出向いてセミナーを行ったことがあります。
もう脂汗かきまくり・・・。
内容もめちゃくちゃだったし、緊張するわで大変な思いをしました。
「もう二度と人前でしゃべるか」と思っていたら、独立して1年目の終わりくらいからひょんなきっかけで、セミナーを始めることになったのです。
やむにやまれぬ事業でついやると言ってしまったわけですね。
■そして、これが私のビジネスの大きな転機となったのです。
セミナーを撮影したDVDが1300本売れて、コンサルティング依頼が入って3年くらいで年商3,000万円を越えて、今年も7,000万くらいまできています。
チャンスをくださった方には、感謝の気持ちで一杯です。
そして、自分に対しては、「逃げずにやってよかったね」と言ってあげたいです。
■ちなみに、今でもセミナーでうまくは話せませんよ(笑)。
でも、当時から苦手なことだといってずっと逃げ続けてもいいとは、思っていませんでした。
コンサルティングを始めた当初、年上かつ起業経験が上の方に対しては萎縮してしまっていたのです。
■「無理だよー、相手は海千山千の社長ばっかりやん~」と思っていました。
でも、苦手意識は払拭しなければずっとついてきます。
苦手だからやめることは簡単。
回数を重ねるごとに、コンサルティングの面白さにもわかり、気づいたら2000回を越えていました。
相手が誰であろうと、専門分野で自分より知っている人はいないという自信ができたから、
今、コンサルタントの方や、コンサルティングサービスを提供して行きたい方にお伝えできるようになっています。
■逃げずに挑んでよかったと心の底から思います。
・ネット全然わかりません。
・セールスできません。
・広告は出しているだけで、数値が苦手だから見ていません。
・文章が得意ではないので、情報発信はしません。
などなど、まぁ、ぜんぶが得意な人なんて世の中見渡してもほとんどいませんよね?
■会社員とかであれば、苦手なことを上から押し付けられて逃げられない状況の人も多いでしょう?
それはある意味、幸せな部分でもあります。
独立したら苦手なことから逃げる自由はありますよ。でもね。いつまでも逃げ続けたら得意になる機会も失ってしまいます。
■本当に苦手ならやらなくていい。
でも、それはやってから決めてもいいかもしれません。
逃げ続けても、成長できたりクライアントに成果出して家族、お子さん守れるならいいんですけど、あなたの場合はどうでしょう?
可能性に蓋をするより可能性にチャレンジして自分の制限をぶっ飛ばして、次の世界を見てみたくありませんか?
■あなたが守りたいものを、もっと確実なものにとできると思っています。