美味しんぼから学んだ、「コツは誰かに学べ」。
by 中村 仁 / 2017.11.10
久々にネットフリックスで「美味しんぼ」を見ています。
美味しんぼとは
https://ja.wikipedia.org/wiki/
相変わらず美味しそうな絵ばかり出て来て、よだれが出てきそうです。
大人になってみると、以前見たときとは違う箇所に注目してしまいます。
たとえば、ヒロイン(22歳)が新聞社へ入社してすぐに、同じ社の人間を探すのにタクシーを平気で使っています(汗)。
また、ちょくちょく出て来る食通は、みんな成金です。金の鍋を見せびらかせる人もいます。
他にも、主人公がことあるごとに出来の悪い料理人に喧嘩を吹っかけ、「明日この場所で」といきなり明日を指定するほど時間の融通がききます(海原雄山でさえ来ます)。
さらに、「山岡君、究極のメニュー作りはどのくらい進んでいるかね?」と、ほぼ報告も進捗もしないで、社のお金を食べ歩きに使えるようです。
要するに、バブリーな匂いがずっとするわけです。
テレビ放送が88年から92年で、原作はさらに前だからバブリーなんでしょうね。
美味しんぼを見ていると、いろいろな価値観を持った人間がいるなぁーと毎回、勉強させられます。
「包丁の基本」という回で、外国人の方が鯉の洗いを作るという回について興味深いシーンがありました。
回の最後で、板前見習いの外国人ジェフがタイのお頭を作ろうと、頑張っていました。
外国人見習い役は(声優はフリーザ、ばいきんまんでおなじみ中尾隆聖さん)、ジェフは包丁でタイの頭を一生懸命上から押さえつけて切ろうとします。
しかし、歯にガチガチ当たるだけで全く切ることができません。
我々がやってもきっと同じ結果でしょう。
「脇腹の美味いところが押しつぶされちまう」と、主人公の山岡が板場に表れました。
彼がタイの前歯と前歯の間に歯を当ててすっと下に引くとどうでしょう・・・・「サクッ!」と包丁が下まで入りお頭がまっぷたつに切れてしまったのです。
詳しくはご覧いただいた方がわかりやすいかと思います。
私は漫画を見ていて気づかされました。
「何事にもコツがあるんだ。ビジネスも同じだな」と。
▼「あっ、それは絶対に今はやめた方がいい」
▼「なんでそうなるかなぁー」
あなたも自分の専門分野について人と話をしていて、このように感じたことはないでしょうか?
長年その分野を経験しているあなたであればすぐにわかるけど、成果が出ていない人には見えていないことがよくあります。
何事にもコツがあります。
成果を出す人の多くは、すでに成果を出している誰かからコツを学んでいます。
知っているか知らないか、ビジネスの成果は、大きく変わって来ます。
情報を得るために、お金がかかることもあるでしょう。
しかし、あなたにはしなくてもいい失敗をする時間はないのではないでしょうか?
今のあなたが知りたい情報はどういうものでしょうか?その情報をすでに知っている人はどこにいますか?
成長への最短距離は、すでにやったことがある人にコツを教えてもらうことです。