突き抜けて成果を出せる人のマインドと、 成長が止まる人のマインドの違い。
by 中村 仁 / 2018.02.23
今日、終日セミナーに出ていて興味深いことに気がついたのであなたにもシェアしようと思います。
このセミナーには、最低年収3,000万は稼いでいるコンサルタントが集まっています。
彼らは意識が高いこともあり、始まりから講師にガンガン質問と相談ごとが飛ぶんですね。
で、講師の人がジャッジしてくれます。
クライアントがどれほど売りたいと熱望しても、売れないものは売れないとバッサリ切ってくれるのが講師の素晴らしいところ。
売れないものに、労力をかけてほしくないというのが、講師の願いなのです。
クライアントの案をバッサリ切り捨てても、次への展開について示唆に飛んだ内容を話してフォローしてくださいます。
依存的な人は、自分のやりたいことがバッサリと切られのち、「じゃあ、何をすればいいんですか?」と答えを求めがちです。
実際、今日もありました。
残念ながら、主体的でない人は成果が出づらい傾向にあるようです。
講師の方は、こうおっしゃいました。
「私はサポーターだからサポートしますが、解決するのはあなたですよ。僕の人生ではありませんし」
私もこの考え方に賛成です。
もし、コンサルタントが本当にクライアントの成長を望むのであれば、クライアントへのギフトである問題をコンサルタントが勝手に取り上げてはいけないのです。
おっと、実は、今日お伝えしたいことは、ここが本題なのではありません。(失礼)
講師から問題点を指摘されたクライアントにはある2種類の反応をすることがわかりました。
実は、ここが興味深いところ。
どちらの反応をするかで、講師が全く違う態度をとったからです。
ひとつ目のクライアントの反応は、講師のジャッジを目の前で聞いたのに、再度自分のやりたいことを言い出しました。
話を聞いているようでいて、実は、何も聞いていないことが講師側にも伝わったのでしょう。
成果の出ないマインドセットに対しては、
講師:
「じゃあ、やってみたら、好きにやったらいいじゃないですか。僕に断らなくても」というのが講師の返し。
あなたは厳しいとお思いでしょうか?
もうひとつのクライアントの反応は、
参加者:
「なるほど。わかりました。では、○○さんのおっしゃる方向でまた考えて行動してみます。ありがとうございます」
と講師のジャッジを素直に受け止めました。
フィードバックの内容を元にして次へのアクションも宣言して行動に移していました。
さて、2種類のクライアントの反応と、講師の対応の変化についてお伝えしました。
私は、クライアント側の反応の違いは、能力や経験にあるとは感じませんでした。
それよりも、素直さの問題だと思います。
あなたは自分のやりたいことをやろうとして講師やコンサルタントのフィードバックを無視したりしてはいたり
守・破・離の「守」を守らないものに、成長の機会がやってくるとは思えません。
私が今日、感じたのは、せっかく高いお金を払って教えてもらっているのだから、成長の目を摘む行動を自分で取るのは非常にもったいないなと感じたのです。
私も懇親会で講師と話をした際、
講師:
「中村さんは、○○
と、バッサリ切られました。(滝汗)
しかし、私の返しは、
私:
「なっ、なるほどー。いやっ、たしかにそうだと思います。○○でしたか。ありがとうございます。すぐに修正致します」
と、素直に答えています。まぁ、私の強みですし。
私は、成果の出るマインドセットを研究していて、今日、一定の結論に到達できたと思っています。
それは、究極のマインドセットは、「YESか、はいか、喜んで」行動できるマインドに変化することだと考えています。
プライドはあるでしょう。せっかく作ったから、売りたい気持ちもあるでしょう。
でも、信頼している人からのアドバイスには、素直に聞いて、サクッと行動し、