清里合宿での気づき(1)
by 中村 仁 / 2017.10.30
「質問さえ明確になれば、答えはおのずと出て来る・・・」
先日、清里合宿に参加した際、講師の和仁先生がおっしゃっていました。
この合宿では、参加者同士がコンサルとクライアントに別れて15分ずつコンサルをし合うワークがあります。
「本当に質問さえ明確になれば、答えはでるのか?」
私は半信半疑ながらも、素直に取り組むことにしました。
戸惑いましたよ。
今回は、相談タイトルだけを明確するワークを5分という短い時間で行ったのですから。
で、やってみて思ったことがあります。
「私、いかに普段、人に相談する際の質問が不明確か・・・・」(汗)
私はある相談をしようと考えていました。
数値も期限も入っているテーマだったため、「完璧!
その後、和仁先生にさらに踏み込んだコンサルティングをしてもらうことができました。
和仁先生の連続講座に出ても、直接のコンサルティングを受ける機会はありません。
合宿ならではの特典です。
すると、問題が氷解してしまいました(笑)。
タイトルを明確化しただけで、答えが勝手にやってきたような感覚になったのです。
あとは、やるかどうか、どうやるかは自分次第です。
和仁先生も簡単に答えを教えてくれませんし(そもそも答えはないですけど)、参加者も依存して答えを求めることはありません。
「和仁の実例を出すから、感じ取ってね」というスタンスです。
たくさん気づきをいただくことができました。
自分のビジネスへのヒントはもちろん、副産物として感じたことは、もし、普段のコンサルティングで、クライアントの質問が明確になるようフォーカスして取り組んだら成果はどう変わるのだろうか?
ということです。
あなたもクライアントにコンサルティングを行っているかもしれません。
クライアントの質問は明確になっているでしょうか?
何もしなければ、抽象度が高くなっているのが普通だと思います。
あなたは回答を導くために、何をしますか?質問を明確にすれば答えは見えてきます。
最適な質問となるよう、フォーカスしてみてください。
クライアントの成果が大きく変わってくるはずです。