本気の人は、方法論なんて聞かない
by 中村 仁 / 2018.03.12
「売上を上げるにはどうすればいいですか?、うちにアドバイスをしてください」
先日、こんなメールが来たので、丁寧にメニュー表をお送りしたら返事が返ってきませんでした。(笑)
うーん。なるほど。
成長できるコンサルタントとそうでない人の違いを研究していて感じることがあります。
「方法論を聞いてくる人は、その段階で終わっている」ということに。
方法論を聞く=実践するつもりはないと、私の経験上実感しているからです。
正直言うと、どうでもよくありませんか?
方法論とか。てか、もう十分学んだでしょ?
昨年、父親が国指定の難病にかかりました。血が固まらない病気でね。
私も知識がないから病院で右往左往するわ、大変でした。
幸い、今は通いでも問題なく、仕事にも復帰できるまでに回復しました。
父が入院した当時、方法論は?とかあんまに興味なかったです。
情報収集はしましたよ。が、まずは、治せる病院を必死に当たりますわね。
少なくとも、居酒屋に入り浸って、「いやぁー、治せる方法論がわかんないだよね。
本当に治したいと思っているなら、ところかまわず病院探して電話するのが普通です。
でも、ビジネスとなると勝手が違うようです。
成果出すコンサルタントと、そうでない人を見ていても違いを感じます。
「方法論を教えて下さい」という人は、成果出ません。
だって、良い方法(しかも、成果の出ない自分でも納得する)
病気の例であれば動くでしょ。
方法論がわかれば上手くできると思っているからでしょうけど、残念ながら、失敗とリスク(お金含む)を恐れ、ラクに成果を出し求める器の人に使える方法論はないです。
方法論を求める人は、しらん、ほんっとうにしらん(利根川風)
近況報告でお話した鮒谷周史さんにはもう6年以上コンサルをお願いしています。
「なんか方法論教えてもらったっけ?」(笑)という状態です。何も覚えていません。
ですが、2年前を振り返ると、盲点を提示してもらった内容をもとに自分で方法論を考え、「YESか、はいか、喜んで」で実行しているので成果以外出ていません。
常に投資して自分で考え、行動して投資額以上を回収することを続けることで成長速度が増していきます。
あなたはまだ方法論とか求めていますか?
品川に到着したようです。今日は、このへんで!