時間管理が苦手な人は、 ○○○が不明なだけでなく、○○○も不明・・・
by 中村 仁 / 2017.12.04
時間管理について、自分なりの考えをまとめております。
で、「時間管理」と言うと、何やら難しいそうなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、
要は、「生産性の高い働き方をして成長しましょう」…という話です。
生産性の定義は、投入資源(お金、時間、労力)に対して得たい成果の割合。
たとえば、どうすれば残業を減らしても同じ成果を出せるだろうか?と考えた場合、
⇒投入資源である時間を費やして問題を解決する(残業という長時間労働)
ここに工夫の余地があります。
あるいは、コンサルが契約前に少し労力をいとわないで説明するだけで、後のトラブルが減るのか?という場合、
⇒前に言えば説明(いくつかあるんですよね。私は失敗するたびにまとめました)を意識しておけば、顧客対応でメール返信に時間を取られず顧客が成果を出してくれます。
顧客対応のメールに、1日数時間かかっているケースをよくみます。
他にも、専門家にお願いするというお金で時間を買う(ex.タクシー、税理士、コンサル)行動を取るだけで、
あなたのストレスがなくなり、より多くの時間を好きなことに使えるようになるのも生産性の高い働き方の一例でしょう。
弊社でもここ数年意識を強くしていて、
▼ライザップ!健康的な身体づくり
▼尊敬できる師にコンサルを受ける
▼読書の時間(教養・ビジネス)年間300冊以上
▼海外視察N.Y・フランス・バリ・ベトナム
▼奥さんとプライベートの時間
▼スタイリストをつける
▼セミナー・塾を運営している
▼仕事はバリバリと生産性高くON/OFF
▼起業6年目 右肩上がりの売上
等を実現することができています。
もちろん、最初からできたわけではなく、ひとつずつ試していって生産性が高い働き方を身につけただけです。
先日お伝えしたように、すべては自分がどんな人生を送りたいのか?
「行き先」を先に決めなければ、いくら時間管理を学んでも、小手先の時短程度にしか過ぎないわけです。
▼健康・身体・メンタル
▼お金・仕事・売上計画
▼学び・自己成長・人間性
▼余暇・時間・労働時間
▼ライフプラン・結婚・子ども・家族
等、一例を出しましたが、これらの指標を深堀して語ることはできるでしょうか?
先日、清里合宿で和仁達也さんも、ご自身がどういう生活をしたいのか明確なイメージをお持ちでした
和仁先生は私が言う指標を本棚と名付け(本棚理論)、健康という本棚を作ったら、そこにどの本(ノウハウ等)
先に本棚を作るんです。(作り方があります)
私も自分の本棚とその中に入っている本は毎週のように見ているし、毎年更新を続けています。
近しい人には見せては、ビジョンの重なり合いをしゃべったりして確認することも怠りません。
起業してから、奥様が急に起業に反対したりして、実力があるのに伸び悩む起業家をちょくちょくみます。(2割くらいいます。汗)
何のために生産性の高い働き方をして、時間を管理したいのか?
目の前の収入だけを追い続けていると、人生のコントロール感を失ってしまいかねません。
ぜひ、あなたはどんな人生を送りたいのか?
考えてみるのはおすすめです。
腹落ちしたら、生産性の高い働き方についてのやり方とあり方についても、きっと習慣化できるようになって、人生が楽しくなるはずです。
人生とビジネスのコントロール感を取り戻すには、やはり「時間管理」が鍵です。
「行き先」についてお話をしました。
では、「行き先」が分かったらOKか?と言えば、実はそうではありません。
多くの方が自分がどこにいるのか、わかっていないケースが多いんです。
つまり、「現在地が不明」な状態。
ちなみに、あなたはこの1か月で何に一番時間を使ったか即答できますか?
「行き先が不明」を解消できても、「現在地が不明」な場合は、また目の前の忙しい生活から抜け出せないままになってしまいます。
▼「行き方が不明」
▼「現在地が不明」
▼「行き方が不明」
これら3つの要素が揃って、初めて生産性の高い働き方が実現し余暇を作ることができるわけです。
では、次回、この「現在地が不明」について詳しく説明していきます。
どんどん面白くなっていきますので!