成果の出る学習は、個人で完結しないとしたらどうしますか?
by 中村 仁 / 2018.03.26
司法試験を受験していた時代、答案練習会で毎回同じ名前の人が上位に表示されていたのを覚えています。
名前は、鬼○さん。
それから、数年以内に合格されたそうです。
同じレベルで争うことができたのは、勉強を始めた4月後半当たりまでかな・・・一か月弱ね(汗)
同じ時期に勉強を始め、同じ先生の動画を見て勉強していたと記憶しています。
「どうして同じ先生の同じ内容を、同じくらいの時間勉強しているのに差がつくのだろう?なんなら1日の勉強時間は、私の方が長いのに・・・どうしてだ?
ずっと疑問だったんです。あなたはどう思いますか?
当時は、才能の有無で片付けてしまいました。その方が楽だったから。
今は違います。私は起業してビジネスをしています。
才能で片付けてしまうとご飯を食べていくことができないので、諦めてることはできません。
また、クライアントや塾生にも、成果出してもらわないといけないのに、「
多くの成果を出しているクライアントや塾生、お世話になっている10年選手の方を観察していてわかったことがあるんです。
才能じゃないと。
ロシアの心理学者ヴィゴツキーは「再近接発達領域」という理論を提唱しました。
一人で学習した場合と、他者を巻き込んだ場合にどれだけ成長の幅が異なるか?という理論です。
「やっぱり、勉強するなら一人でしょう」と、私はずっと思ってきました。しかし、違います。
うちのクライアントや塾生で成果を出す人の共通点は、他者を巻き込んでいることだったのです。
ヴィゴツキーの結論も、一人で勉強するより他者を巻き込んで勉強した方が断然成果に繋がりますよというお話です。
成果を出す人は、他者を巻き込みます。一緒に勉強したり、期限決めたり、先生に質問したりもします。
自分がいかに意志が弱いか知っているのでしょう。
私がこのメルマガを7年続けることができるようになったのも、3日間のセミナーに参加して参加者9人でメーリングリストを組ん
うちの塾生がメルマガ始めて、日刊で続けてしまうのも同じように他者を巻き込んでいるからです。
宣言して、毎日報告して、ヘコむことがあったら仲間が励ましてくれる。
メルマガだけじゃありません。売上アップも同じ。
自分一人でやろうという気概は素晴らしい。
しかし、突き抜けたいなら、自分一人では成長では必ず限界がきます。
突き抜けた成果を出すための学習が個人で完結できないとしたらあなたは何をしますか?