心理トリガー
by 中村 仁 / 2017.08.15
■あなたはお盆何をしていますか?
休むもよし、仕事するもよし。
私も、メールの返信をしなくていいから、自社の新しい取り組みと共に健康にも気を遣うお盆となってます。
読書は精神的な健康、ライザップは肉体の健康
■今朝は、2件目のコンサルティングが終わってから、いつものようにライザップに行ってきました。
こう見えて週に2回通ってます。
今月は皆勤賞ペースらしく5,000円の金券がもらえるようです。
■運動している間は、仕事のことを頭から追い出せるので、良い気分転換にもなっています。
今日も、追い込まれました(笑)。
もちろん、良い意味で。おかげさまで、腕がパンパン。
ライザップに通い出して約2か月。成果は順調。
一つのトレーニングに対して3回ほど繰り返し、ワンセットとするメニューが多いことに気がつきました。
今日はダンベルを上げました。
トレーナーに重さを調節してもらい、まずは15回。
「うん、余裕」
■その後、2回目、「ふぬー」と、気合いでなんとか15回。
最後に3回目をやるとき、「ふぅー、うううー、おおおおっ」(ダンベルが上がらない)
もうね。気合いではどうにもなりません、トレーナーの補助があるので安心して進められますけどね。
■「ぜぇーぜぇー、あの・・・なんで3回も回すんですか?量をこなすのはわかるんですけど」
トレーナー:
「3回に分けてやることで、おもりの重さを変えるし、疲れ度合いも変わるから、1回目、2回目、
■なるほど。すべてに意味があるわけか。
まぁ、とにかくどのトレーニングでも、3回目はしんどいです。
10回を越えた当たりから、腕がぷるぷるしてきます。
心の声:「もっ、もう無理だー」
私が諦めようとしたとき、いつもトレーナーは私にこのような言葉をかけてきます。
▼「これで体が変わってくるんですよ」
▼「お尻の筋肉が上がるから、
▼「肩甲骨が後ろに下がるから姿勢も矯正されて、
■私:「おおー、そうですかー」
もう腕が上がらない私ですが、なんとか最後の数回上げることができました(笑)。
もし、ダンベルの上げ下げやスクワットのやり方だけを聞いても、15回を3セット続けることはできなかったでしょう。
人は乗せられると感情が動くんですね(笑)。
■心理トリガーと言われます。
人は何に感情を動かされるのか?行動する動機です。
女性でダイエット目的の人は、痩せてモテるようになるとか、
自己啓発セミナーに申込むとか、このへんが刺激されると、相手のモチベーションが上がるし、動いてもらいやすくなります。
■ダイエットを実現するロジックを語られて納得しても感情が動かないことはありませんか?
人が動くには、論理が不要ということではなく、感情もセットで必要だと言うことです。
ビジネスでもそう。
もし、あなたが年商3,000万円を目指していて、そのために必要なビジネスモデルを知っていたとしましょう。
■で、実現しましたか?
モチベーション上がらなかったのではないでしょうか?
セミナーに参加すれば、年商○○円を達成するビジネスの設計図については、学べます。
でも、自分にとって何が刺激となって、ガンガン動けるようになるのか?は人によって違います。
ワクワクしたり、テンション上がらないと何事も続きません。
■だから、多くの方がセミナーに参加しても、「勉強になりましたー」で成果を出すことができないのです。
個別に対応して、どこで感情が動くのか?フォローしてあげないと。
人はどのような心理でものを購入するのか?
論理ばかり追いかけてコピーライティングとか営業トークなどを学んでも、絵に描いた餅です。
あなたは衝動的に何かを買った経験はありませんか?
買ったあとに、「俺にはこれが必要なんだ。なぜなら~」と、奥様に説得した人は、一人や二人ではないはずです。
■「人は感情で物を買い、それを理屈で正当化する」
設計図だけ持っていても、心が入っていないビジネスモデルが現実のものとなることはありません。
私がコンサルティングをする際、先にビジョンを作るのには理由があります。
感情が動くから。
心理トリガー
何があなたの顧客や上司、部下、パートナー、取引先の感情を動かす原動力になっているいるでしょうか?
徹底的に調べてみましょう。