底を打つ。それしか突き抜ける方法はありえない
by 中村 仁 / 2017.07.31
■株式市場の用語で、「底を打つ」という言葉があります。
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底を打つとは、株式市場の用語の1つであり、相場が下落し続けている状態のときに使用されます。
株式相場が、限界まで下がった時、大底が確認でき、相場が下げ止ったことを確認された時をいいます。
また、底打った場合、下落した常態から上昇することが多いため、この回復に転じたときにも使われることがあります。
| 証券用語集より引用 | 東海東京証券株式会社
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■これってビジネスで成果を出すために意図的に使えるんじゃないか?と感じました。
周りを見渡すと、多くの起業家が何年もの長きに渡りソコソコの成果に甘んじているのを見かけます。
彼らに聞いてみると、
▼「今の状態を抜け出したい」
▼「そりゃ、突き抜けたいですよ」
■といいます。でも、現実は何も変わっていません。
チャレンジはしているのか?
安いセミナーや勉強会、異業種交流会、朝会程度には参加しているのかもしれません。
しかし、あの場にいる人は、仕事がなくて仕事が欲しくて群がっている場合がほとんどです。(失礼)
■私の思い込みではなく、もし、あなたが何度も足を運んでいるなら、もう気づいているはずです。
本気のチャレンジをするなら、そんなところに行きますか?
そこそこの成果に甘んじていいなら、失敗の数は少なくて済みます。他人から厳しい評価を下されることもありません。
■あなたの場合、意図的にはチャレンジを避けていないとしても、無意識的に本気のチャレンジをするのを避けてはいないでしょうか?
ビックチャレンジすると、今あるものを失ってしまう可能性もあります。
私も先日、ある分野において、コンサルタントから「中村さんは、
■個人的には、チャレンジしているつもりでしたが、得意過ぎる分野だったこともあり、既存の延長線上で得られるメリットに満足していたのです。
守りに入っているのと、守りながら攻め気を忘れていないのとでは、ゲームの主導権や結果は、大きく変わってきます。
■もし、あなたが今の状況に満足していないとすれば、何をしていく必要があるでしょうか?
私は、自らの値打ちに「底を打つ」行為が必要なのではないかと感じています。
あとは、上がって行くだけしかありません。
これは意志の力であり、決意です。
■普段は、意志の力に頼ることは反対ですが、ファーストステップは「今の人生まっぴらごめん」と決意しなければ始まりません。
会社員も起業家にっても、人生において残されている時間は平等です。
「今日くらいいいやぁー」と考える生活がずっと続けば、気づいたら死の淵にいることでしょう。
「あのとき、動き出していればなぁ~」
■もし、自分の人生に底を打ち、劇的な上昇を望むのであればいつからだって再スタートを切ることはできます。
あなたはいつ自分の人生に底を打ちますか?
底を打ったら、あなたが取りたい行動はなんでしょうか?