収入を上げることについて、中村が考えていること
by 中村 仁 / 2017.11.12
会社員時代のお話、ある朝、5時半に出社したときのこと、社長の机の上にA3の紙が置いてありました。
社内の人間の給料がすべて把握できる資料です。
なぜここに?と思いながらも興味津々な私は、見てはいけないと自制心を保っていました。
しかし、ゴミ捨て(私は朝一で毎日やってました)の最中、たまため資料が目に入ってしまったのです。
今でも覚えています。
なんと私の給料が一番安かった・・・(滝汗)
でも、私当時から30万のセミナーとか行ってました。
ある確信があったから。
あなたは今の自分には早いと思ってしまう金額のセミナーに参加したことはありますか?
奥様:
「あなた。ダメよ。わけのわからないものに投資して将来が苦しくなるわ」
と、言われてやめたことがあるかもしれませんね。
お金が減ると不安になるのは、あなたも奥様も同じだと思います。
詐欺教材や変な壷を買わないという前提条件の元での話ですが、実は、こういう行動こそが自分の将来に首を締めていると気づていない人が多いです。
いざというときの貯蓄は必要です。
しかし、お金があることに安心する思考が残っている限り、いくらお金があっても不安が消えることはありません。
勝手に給料が上がる時代はもう終わってしまいました。今は、
お金を置いておいても、あなたの成長の可能性はなくなり、じり貧になるだけです。
使わなければ入ってきません。
お金を得られない人は、お金そのものにフォーカスするようです。
老後に3,000万必要と聞くと、いくらお金があっても不安なので使うことができないでしょう。
一方で、お金が得られる人は、お金を得られる自分になれるよう成長することにフォーカスします。
彼らは何をしているのか?
非日常を経験し、日常にしてしまうための圧倒的行動をとっています。
たとえば、私は会社員のときから、お金がないのに30万するセミナーに参加していました。
結婚すると制限がかかると思っていたので、(結婚しても制限ないけど)結婚しないと決めていたほどです。
正直、セミナーの内容はほぼ覚えていません。
「1億ほしいなら、人差し指を立てて1億と言い続けるといい」と聞いて、ホテルまで帰ったことは覚えています。
あぶない野郎ですね。(私)
重要なことは、内容より30万円を使った自分、30万円使ってでも成長したいと考える人に会えたことです。
自尊心も上がります。
実は、当時の非日常を日常に変えられたのは、このセミナーに行く決断をしたことでした。
日常にいるといくら理想の状況を思い描いても強烈な引力が働いて身動きをとることができません。
でも、一度非日常を経験すると、「あの場所を日常にしたい。俺は同期のこいつらとは違う、30万円を払った男だ」と、良い感じで勘違いが始まります。
その後、投資をして取り返し、さらに大きな投資をして取り返しを繰り返しながら、自分の能力を高めていきました。
最初は、会社の同僚と比べても、何かが変わるわけではありません。
むしろ、目の前のお金はなくなるので、昼飯のメニューがコンビニになります。
1年も経過すると、ほんの少し差が出ます。
2年も経つと、目に見えるレベルで違いがハッキリします。
収入であったり、使える時間であったり。
5年もたつと、年収も大きく変わり使える時間、精神的ゆとりは段違いです。
お金がなくなると不安だと思います。
だから、お金を使えないという気持ちは痛い程よくわかります。
でも、使わないお金をいくら蓄積していても、ほぼ無駄です。
それよりもお金を得られる自分になることにフォーカスして行動した方が成長できます。
成長できればお金を得られる自分になれます。
お金に惑わされることもありません。
私は7年前に参加したセミナーがすべての始まりました。
目の前のお金が大事か、将来のお金が大事かと考えてどういう選択をあなたがとるかで、あなたの将来は大きく変わることでしょう。
借金してまで投資しろとか言う話ではないので誤解はしないでくださいね。
一つの考え方に過ぎません。
共感できる人がいれば、小さな一歩でも踏み出してみるのをおすすめします。